誤り訂正符号(ECC)とは?
誤り訂正符号(ECC)とは、通信や記憶装置への保存の過程でデータに誤り(ビット化け)が発生した場合に、受信側や読み出し側だけで誤りを検出するだけでなく、正しいデータへと自動的に訂正できるように設計された符号方式。単純なパリティビットやCRCは誤りの「検出」はできても「訂正」まではできないことが多いのに対し、誤り訂正符号ではあらかじめ余分な情報を付加しておくことで、一定範囲内の誤りであれば元のデータを再現できる点が特徴である。サーバー用のメモリ(ECCメモリ)などで重要なデータの信頼性を確保するために利用される。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
あやまりていせいふごう(イーシーシー)
誤り訂正符号(ECC)の意味
通信や記憶装置への保存の過程でデータに誤り(ビット化け)が発生した場合に、受信側や読み出し側だけで誤りを検出するだけでなく、正しいデータへと自動的に訂正できるように設計された符号方式。単純なパリティビットやCRCは誤りの「検出」はできても「訂正」まではできないことが多いのに対し、誤り訂正符号ではあらかじめ余分な情報を付加しておくことで、一定範囲内の誤りであれば元のデータを再現できる点が特徴である。サーバー用のメモリ(ECCメモリ)などで重要なデータの信頼性を確保するために利用される。
誤り訂正符号(ECC)の具体例
サーバー用に使われるECC対応メモリでは、宇宙線などの影響でメモリ上のデータが1ビットだけ変化してしまっても、誤り訂正符号の仕組みによって自動的に正しい値に修復してシステムの停止を防ぐ。
誤り訂正符号(ECC)は試験でどう引っ掛けられる?
誤り検出だけができるパリティビットやCRCと、誤りを自動的に訂正できるECCとでは実現できる機能のレベルが異なる点を混同しないよう注意する。
誤り訂正符号(ECC)と関連する用語
誤り訂正符号(ECC)が出た過去問
メモリの誤り制御方式で、2ビットの誤り検出機能と、1ビットの誤り訂正機能をもたせるのに用いられるものはどれか。
正解:ハミング符号
要点:ハミング符号は1ビット訂正・2ビット検出(SEC-DED)
ハミング符号は、データビットに複数の検査ビット(冗長ビット)を付加し、誤りの位置を特定できるようにした誤り訂正符号である。一般にSEC-DED(拡張ハミング符号)として用いられ、1ビットの誤りは訂正でき、2ビットの誤りは訂正はできないが検出できる。このためメモリのECC(誤り訂正符号)として広く使われている。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。