VPNとは?
VPNとは、公衆網の上に暗号化した仮想的な専用線を作る技術。拠点間を常時つなぐサイト間VPNと、在宅端末などから社内へ入るリモートアクセスVPNがある。IPsecやTLSでトンネルを作り、経路上の機密性と完全性を確保する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
ぶいぴーえぬ
VPNの意味
公衆網の上に暗号化した仮想的な専用線を作る技術。拠点間を常時つなぐサイト間VPNと、在宅端末などから社内へ入るリモートアクセスVPNがある。IPsecやTLSでトンネルを作り、経路上の機密性と完全性を確保する。
VPNの具体例
支社と本社をIPsecで結び、在宅勤務者はTLS-VPN装置を経由して社内システムへ入る構成。装置の脆弱性放置や漏えいした資格情報が侵入口になった事例が多く、多要素認証と迅速なファームウェア更新が欠かせない。
VPNは試験でどう引っ掛けられる?
VPNが守るのは経路であって、接続してきた端末の健全性は保証しない。境界の内側を信頼する前提が崩れたことがゼロトラストの出発点であり、両者の関係を対比させる出題が多い。
VPNと関連する用語
VPNが出た過去問
OSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、“認証ヘッダ(AH)”と“暗号ペイロード(ESP)”の二つのプロトコルを含むものはどれか。
正解:IPsec
要点:IPsecはIP層で動きAHとESPを含む
IPsecはネットワーク層(IP層)で動作するセキュリティプロトコル群で、完全性と認証を提供するAH(認証ヘッダ)と、暗号化を提供するESP(暗号ペイロード)から成る。鍵交換にはIKEを用い、インターネットVPNの基盤技術として広く使われている。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)VPNで使用されるプロトコルであるIPsec, L2TP, TLSの、OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。図中、OSI基本参照モデルの上位層(…
正解:C(上からTLS, IPsec, L2TP)
要点:上位からTLS、IPsec、L2TPの順に階層が下がる
L2TPはデータリンク層(レイヤ2)のトンネリングプロトコル、IPsecはネットワーク層(レイヤ3)でIPパケットを保護するプロトコル、TLSはトランスポート層の上でアプリケーションデータを保護するプロトコルである。したがって上位から順にTLS、IPsec、L2TPの積層になる。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。