スパニングツリープロトコルとは?
スパニングツリープロトコルとは、スイッチ間に物理的なループがあるとき、一部のポートをブロッキング状態にして論理的にループのない木構造を作るプロトコル。BPDUを交換してルートブリッジを選び、各スイッチはルートまでのパスコストが最小になるポートをルートポートにする。障害時はブロックしていた経路を活性化して復旧する。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2022年度)。
すぱにんぐつりーぷろとこる
スパニングツリープロトコルの意味
スイッチ間に物理的なループがあるとき、一部のポートをブロッキング状態にして論理的にループのない木構造を作るプロトコル。BPDUを交換してルートブリッジを選び、各スイッチはルートまでのパスコストが最小になるポートをルートポートにする。障害時はブロックしていた経路を活性化して復旧する。
スパニングツリープロトコルの具体例
冗長配線したスイッチ2台とアクセススイッチの三角構成で、STPが1本を論理的に切断し、断線時に自動で切り替える。
スパニングツリープロトコルは試験でどう引っ掛けられる?
ルートブリッジはブリッジプライオリティが最小のものが選ばれ、同値ならMACアドレスが小さいほうが選ばれる。「MACアドレスが大きいほう」とする誤答肢に注意。収束に30〜50秒かかるのがSTPの弱点。
スパニングツリープロトコルと関連する用語
スパニングツリープロトコルが出た過去問
スパニングツリープロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ルートブリッジの決定には、ブリッジの優先順位とMACアドレスが使用される。
要点:ルートブリッジは優先度とMACアドレスで選ばれる
スパニングツリープロトコルでは、まずネットワークの基準となるルートブリッジを選出する。選出はBPDUに載るブリッジIDの小さいものが優先され、ブリッジIDはブリッジ優先度とMACアドレスを連結した値である。優先度が同じ場合はMACアドレスの小さいブリッジがルートブリッジになる。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5(IPA)スパニングツリープロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ルートブリッジの決定には、ブリッジの優先順位とMACアドレスが使用される。
要点:ルートブリッジは優先度とMACアドレスで選ばれる
スパニングツリープロトコルでは、まず基準となるルートブリッジを選出する。選出はBPDUに載るブリッジIDの小さいものが優先され、ブリッジIDはブリッジ優先度とMACアドレスを連結した値である。優先度が同じ場合はMACアドレスが小さいブリッジがルートブリッジとなる。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)スパニングツリープロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ルートブリッジの決定には、ブリッジの優先順位とMACアドレスが使用される。
要点:STPはプライオリティとMACアドレスでルートブリッジを選ぶ
スパニングツリープロトコル(STP)は、ブリッジやスイッチを冗長に接続したときに生じるループを防ぐデータリンク層のプロトコルである。まずBPDUを交換してルートブリッジを決めるが、その基準はブリッジプライオリティ値であり、値が同じ場合はMACアドレスの小さい方が選ばれる。ルートブリッジを起点に木構造を作り、余分な経路のポートをブロッキング状態にする。
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。