ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスとは?
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスとは、サブネット内でホスト部が全ビット0のものがそのネットワーク自体を表すネットワークアドレス、全ビット1のものが同一サブネット内の全ホスト宛を表すブロードキャストアドレス。この2つは端末に割り当てられないため、利用可能ホスト数は2の(ホスト部ビット数)乗から2を引いた値になる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では11回出題されています(2016年度〜2025年度)。
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ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスの意味
サブネット内でホスト部が全ビット0のものがそのネットワーク自体を表すネットワークアドレス、全ビット1のものが同一サブネット内の全ホスト宛を表すブロードキャストアドレス。この2つは端末に割り当てられないため、利用可能ホスト数は2の(ホスト部ビット数)乗から2を引いた値になる。
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスの具体例
192.168.10.0/26なら、ネットワークアドレスは192.168.10.0、ブロードキャストアドレスは192.168.10.63で、割当て可能なのは1から62の62台。/30の相手先接続用リンクでは使えるのが2つだけとなり、ルータ2台をつなぐ用途にちょうど合う。
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスは試験でどう引っ掛けられる?
255.255.255.255宛のリミテッドブロードキャストはルータを越えず、DHCPの最初の要求などで使われる。一方サブネットのブロードキャストは、ルータが転送を許可する設定だと外部から届き、増幅型の攻撃に悪用されるため既定で禁止する。
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスと関連する用語
ネットワークアドレス/ブロードキャストアドレスが出た過去問
IPv4アドレスが192.168.10.0/24〜192.168.58.0/24のネットワークを対象に経路を集約するとき、集約した経路のネットワークアドレスのビ…
正解:192.168.0.0/18
要点:経路集約は対象を全部覆う最長プレフィックスを選ぶ
192.168.10.0/24から192.168.58.0/24までを1つの経路にまとめるには、第3オクテットの10〜58をすべて含むプレフィックスが必要である。192.168.0.0/18は第3オクテットが0〜63の範囲を覆うので条件を満たす。/19では0〜31までしか覆えず58を含められないため、条件を満たす中で最も長い(ネットワーク部のビット数が多い)のは/18である。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)ネットワークアドレス192.168.10.192/28のサブネットにおけるブロードキャストアドレスはどれか。
正解:192.168.10.207
要点:/28は16個単位、最後のアドレスがブロードキャスト
/28はホスト部が4ビットなので、1サブネットは16アドレスから成る。192.168.10.192/28の範囲は192.168.10.192〜192.168.10.207であり、その最後のアドレスがブロードキャストアドレスとなる。したがって192.168.10.207である。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12(IPA)クラスBのIPアドレスで、サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合、利用可能なホスト数は最大幾つか。
正解:126
要点:利用可能ホスト数は2のホストビット乗マイナス2
サブネットマスクFFFFFF80は2進数で先頭25ビットが1、すなわち/25である。ホスト部は残り7ビットなので組合せは128通りあるが、全て0のネットワークアドレスと全て1のブロードキャストアドレスは端末に割り当てられない。したがって最大126台となる。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)IPv4のアドレス割当てを行う際に、クラスA〜Cといった区分にとらわれずに、ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り、IPアドレスを…
正解:CIDR
要点:CIDRはクラスに縛られずプレフィックス長で区切る
CIDRは、アドレスをクラスの区切りに縛られずプレフィックス長で自由に分割・集約する方式である。必要な規模に近いブロック単位で割り当てられるためアドレスの無駄が減り、複数の経路を1つにまとめる経路集約によってルータの経路表の増大も抑えられる。
出典:令和1年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)可変長サブネットマスクを利用できるルータを用いた図のネットワークにおいて、全てのセグメント間で通信可能としたい。セグメントAに割り当てるサブネットワークアドレス…
正解:172.16.1.128 / 255.255.255.192
要点:VLSMでは既存セグメントのアドレス範囲と重ならないブロックを選ぶ
既に使われているアドレス範囲と重ならないブロックを選ぶ問題である。172.16.1.32/27は32〜63、172.16.1.64/26は64〜127、172.16.1.224/30は224〜227を占める。したがって0/25(0〜127)と128/25(128〜255)、192/26(192〜255)はいずれか既存の範囲と重なってしまい、重複しないのは128〜191を占める172.16.1.128/26だけである。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。