バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)とは?
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)とは、1台のサーバで複数のサイトを提供する仕組み。要求のHostヘッダで振り分けるのが名前ベース、サイトごとに別のIPアドレスを割り当てるのがIPベース。名前ベースはアドレスを節約できるが、暗号化通信ではTLS拡張の支援が要る点が設計上の分かれ目になる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ばーちゃるほすと
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)の意味
1台のサーバで複数のサイトを提供する仕組み。要求のHostヘッダで振り分けるのが名前ベース、サイトごとに別のIPアドレスを割り当てるのがIPベース。名前ベースはアドレスを節約できるが、暗号化通信ではTLS拡張の支援が要る点が設計上の分かれ目になる。
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)の具体例
社内に複数の業務サイトを1台へ集約する場合、名前ベースにすればグローバルアドレスは1つで済む。ただしDNSに登録した名前でアクセスしないと既定サイトへ落ちるため、IPアドレス直打ちでの動作確認では意図した画面が出ない。
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)は試験でどう引っ掛けられる?
「同じIPアドレスなのに別サイトが出るのはおかしい」と判断すると切り分けを誤る。振り分け根拠は名前であり、hostsファイルの書換えや検証用ヘッダで簡単に再現できる。証明書もサイトごとに必要になる点を見落としやすい。
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)と関連する用語
バーチャルホスト(名前ベース/IPベース)が出た過去問
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる
DNSではホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる。1つのホスト名に複数のAレコードを登録すれば負荷分散(DNSラウンドロビン)ができ、逆に複数のホスト名に同じIPアドレスを割り当てれば1台のサーバで複数サイトを運用できる(バーチャルホスト)。したがって対応は1対1に限られない。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。