DNSラウンドロビンとは?
DNSラウンドロビンとは、同一名に複数のアドレスを登録し、問合せのたびに応答の順序を入れ替えて負荷を分散する手法。専用装置が不要で費用がかからない一方、サーバの死活を見ていないため、停止したサーバのアドレスも回答され続ける。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2021年度)。
でぃーえぬえすらうんどろびん
DNSラウンドロビンの意味
同一名に複数のアドレスを登録し、問合せのたびに応答の順序を入れ替えて負荷を分散する手法。専用装置が不要で費用がかからない一方、サーバの死活を見ていないため、停止したサーバのアドレスも回答され続ける。
DNSラウンドロビンの具体例
3台のWebサーバを登録すると、おおむね3分の1ずつ振り分けられる。しかしキャッシュ保持時間の間は同じ順序が使われるため、実際の分散は問合せ元の分布に依存して偏る。企業内のように利用者が同一キャッシュサーバを共有する環境では偏りが顕著になる。
DNSラウンドロビンは試験でどう引っ掛けられる?
「冗長化になる」と早合点しやすいが、障害時に自動で切り離す機能はなく、可用性向上策としては不完全である。保持時間を極端に短くして切替を速める運用は、DNS問合せの増加と権威サーバの負荷増を招くという副作用がある。
DNSラウンドロビンと関連する用語
DNSラウンドロビンが出た過去問
DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスは多対多で対応できる
DNSでは、1つのホスト名に複数のAレコードを登録して複数のIPアドレスを対応させることができ(DNSラウンドロビンなど)、逆に複数のホスト名へ同じIPアドレスを対応させることもできる(1台のサーバでの複数サイト運用など)。対応関係は多対多で構わない。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
要点:DNSのホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる
DNSではホスト名とIPアドレスの対応は多対多に設定できる。1つのホスト名に複数のAレコードを登録すれば負荷分散(DNSラウンドロビン)ができ、逆に複数のホスト名に同じIPアドレスを割り当てれば1台のサーバで複数サイトを運用できる(バーチャルホスト)。したがって対応は1対1に限られない。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。