パケットフィルタリング(ACL)とは?
パケットフィルタリング(ACL)とは、IPヘッダやTCP/UDPヘッダの情報(送信元・宛先アドレス、プロトコル、ポート番号、フラグ)を条件に、パケットの通過と遮断を判定する制御。ルータやL3スイッチでも実行でき、処理が軽い。規則は上から順に評価され、最初に一致した規則が適用される。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ぱけっとふぃるたりんぐ
パケットフィルタリング(ACL)の意味
IPヘッダやTCP/UDPヘッダの情報(送信元・宛先アドレス、プロトコル、ポート番号、フラグ)を条件に、パケットの通過と遮断を判定する制御。ルータやL3スイッチでも実行でき、処理が軽い。規則は上から順に評価され、最初に一致した規則が適用される。
パケットフィルタリング(ACL)の具体例
「DMZのWebサーバ宛の80/443番だけ許可し、それ以外は拒否」のように、必要な通信だけを列挙して最後に暗黙の拒否を置く(ホワイトリスト方式)。規則の順序が結果を左右するため、広い許可を上に置いてしまい、その下の個別の拒否が効かなくなる事故が起きやすい。
パケットフィルタリング(ACL)は試験でどう引っ掛けられる?
ステートフルインスペクションとの違いを問われる。単純なフィルタリングは1パケットずつ独立に判定するため、戻りの通信を通すには広いポート範囲を開ける必要があり、その穴を突かれうる。またアドレスとポートしか見ないので、許可したポート上の攻撃は防げない。
パケットフィルタリング(ACL)と関連する用語
パケットフィルタリング(ACL)が出た過去問
社内ネットワークとインターネットの接続点に、ステートフルインスペクション機能をもっていない、静的なパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置している。この…
正解:PC→SMTPサーバ: 送信元1024以上/宛先25、SMTPサーバ→PC: 送信元25/宛先1024以上
要点:SMTPは宛先25番、戻りは送信元25番を許可する
SMTPの待受けポートは25番なので、PCからSMTPサーバへ向かうパケットは宛先ポート25番、送信元ポートはPCが動的に割り当てる1024番以上となる。ステートフルインスペクションがない静的フィルタリングでは戻りの通信も明示的に許可する必要があり、SMTPサーバからPCへ向かうパケットは送信元25番、宛先1024番以上を許可する。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。