労働者派遣とは?
労働者派遣とは、派遣元が雇用する労働者を、派遣先の指揮命令を受けて労働させる形態。指揮命令権は派遣先にあり、雇用関係は派遣元にある。始業・終業時刻や休憩などの就業管理は派遣先が行い、有給休暇の付与や社会保険は派遣元が担う。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2020年度)。
ろうどうしゃはけん
労働者派遣の意味
派遣元が雇用する労働者を、派遣先の指揮命令を受けて労働させる形態。指揮命令権は派遣先にあり、雇用関係は派遣元にある。始業・終業時刻や休憩などの就業管理は派遣先が行い、有給休暇の付与や社会保険は派遣元が担う。
労働者派遣の具体例
派遣先の管理者が日々の作業指示を出し、時間外労働の指示も派遣先が行う。ただし休暇の承認は派遣元との雇用関係に基づく。
労働者派遣は試験でどう引っ掛けられる?
二重派遣(派遣された労働者をさらに他社へ派遣する)は禁止。また派遣契約に基づく労働者へ請負のように「成果物の完成」を求めるのは形態の混同。
労働者派遣と関連する用語
労働者派遣が出た過去問
派遣労働者の受入れに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:派遣先責任者は,派遣労働者に直接指揮命令する者に対して,労働者派遣法などの関連法規の規定,労働者派遣契約の内容,派遣元事業主からの通知などを周知しなければならない。
要点:派遣先責任者は指揮命令者へ法令と契約内容を周知させる
派遣先責任者は、派遣労働者を実際に指揮命令する者に対して、労働者派遣法などの関連法規、労働者派遣契約の内容、派遣元事業主からの通知内容を周知させる義務を負う。現場での法令違反や契約外業務の発生を防ぐための役割である。人事考課や賃金決定は派遣元の役割であり、派遣先が行うものではない。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問23(IPA)労働者派遣事業における派遣労働者の労働時間、休日、休暇などの具体的な就業に関する枠組み設定のうち、労働関連の法に照らして適切なものはどれか。
正解:派遣元と派遣労働者との間で設定し、派遣先はその範囲内で派遣労働者を指揮命令の下に労働させなければならない。
要点:派遣の労働条件は派遣元と労働者が定め派遣先は指揮命令のみ
労働者派遣では、雇用契約を結んでいるのは派遣元と派遣労働者であるため、労働時間や休日、休暇といった労働条件の枠組みは派遣元との間で定められる。派遣先はその枠組みの範囲内で、業務に関する指揮命令を行う。雇用主としての責任と指揮命令の権限が分離している点が、請負や出向との大きな違いである。
出典:令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。