汎化・特化(オブジェクト指向)とは?
汎化・特化(オブジェクト指向)とは、汎化は複数のクラスに共通する性質を抽出して上位(スーパークラス)にまとめる関係で、is-a関係を表す。逆方向が特化。部分と全体の関係を表す集約(has-a関係)とは異なる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2021年度〜2024年度)。
はんか・とっか
汎化・特化(オブジェクト指向)の意味
汎化は複数のクラスに共通する性質を抽出して上位(スーパークラス)にまとめる関係で、is-a関係を表す。逆方向が特化。部分と全体の関係を表す集約(has-a関係)とは異なる。
汎化・特化(オブジェクト指向)の具体例
「正社員」「契約社員」の共通部分を「従業員」として抽出するのが汎化。「注文」が「注文明細」を含むのは集約。
汎化・特化(オブジェクト指向)は試験でどう引っ掛けられる?
「全体と部分」は集約・コンポジション。汎化と取り違えさせる設問が定番。
汎化・特化(オブジェクト指向)と関連する用語
汎化・特化(オブジェクト指向)が出た過去問
オブジェクト指向開発におけるロバストネス分析で行うことはどれか。
正解:ユースケースから抽出したクラスを、バウンダリクラス、コントロールクラス、エンティティクラスの三つに分類し、クラス間の関連を定義して図に表す。
要点:ロバストネス分析はバウンダリ・コントロール・エンティティに分類する
ロバストネス分析は、ユースケース記述から抽出した要素を、画面など外部との境界を担うバウンダリクラス、処理の流れを制御するコントロールクラス、業務データを保持するエンティティクラスの3種類に分類し、それらの関連を図に表す作業である。ユースケースと詳細なクラス設計との間を橋渡しし、記述の抜けや矛盾を早期に発見する狙いがある。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問15(IPA)オブジェクト指向における汎化の説明として、適切なものはどれか。
正解:幾つかのクラスに共通する性質をもつクラスを定義する。
要点:汎化は共通性質を抜き出して上位クラスを作ること
汎化とは、複数のクラスに共通して現れる属性や操作を抜き出し、それらの上位クラス(スーパークラス)として定義することをいう。汎化の逆向きの操作、すなわち上位クラスに性質を付け加えて下位クラスを作ることは特化(specialization)と呼ばれる。
出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問14(IPA)ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
正解:オブジェクト指向開発のためのパターンであって、生成、構造、振る舞いの三つのカテゴリに分類される。
要点:GoFは生成・構造・振る舞いの3分類からなる23パターン
GoFのデザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる設計上の解を23個にまとめたもので、生成に関するパターン、構造に関するパターン、振る舞いに関するパターンの三つに分類される。アーキテクチャレベルのパターン集であるPOSAとは対象とする抽象度が異なる。
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。