PDM(プレシデンスダイアグラム法)とは?
PDM(プレシデンスダイアグラム法)とは、アクティビティをノード(箱)で表し、矢印で依存関係を示すスケジュールネットワーク図の表記法。依存関係にはFS(終了-開始)、SS(開始-開始)、FF(終了-終了)、SF(開始-終了)の4種類があり、リード(前倒し)とラグ(遅延)を設定できる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2025年度)。
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PDM(プレシデンスダイアグラム法)の意味
アクティビティをノード(箱)で表し、矢印で依存関係を示すスケジュールネットワーク図の表記法。依存関係にはFS(終了-開始)、SS(開始-開始)、FF(終了-終了)、SF(開始-終了)の4種類があり、リード(前倒し)とラグ(遅延)を設定できる。
PDM(プレシデンスダイアグラム法)の具体例
「設計が終わってから実装を開始(FS)」「設計が30%進んだら実装を並行開始(FSにリード5日)」といった関係を表現する。
PDM(プレシデンスダイアグラム法)は試験でどう引っ掛けられる?
FSとSSの読み違い、リードとラグの符号の取り違えが計算問題での典型的な失点原因。リードは後続を前倒し、ラグは待ち時間を挿入する。
PDM(プレシデンスダイアグラム法)と関連する用語
PDM(プレシデンスダイアグラム法)が出た過去問
四つのアクティビティA〜Dによって実行する開発プロジェクトがある。図は,各アクティビティの依存関係をPDM(プレシデンスダイアグラム法)によって表している。各ア…
正解:16
要点:共有資源が1つしかない場合は資源の競合が所要期間を決める
支援できる専門チームが1つしかないため、その稼働の取り合いが制約になる。Aを1〜10日(支援1〜4日)、Cを5〜14日(支援5〜8日)と重ねて進め、Aの後続Bを11〜15日(支援11〜12日)、Dを13〜16日(支援13〜16日)とすれば支援期間が一切重ならない。最も遅く終わるのはDの16日目なので、最少所要日数は16日となる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問10(IPA)アクティビティA〜Eによって実施する開発プロジェクトがある。図は、各アクティビティの依存関係をPDM(プレシデンスダイアグラム法)で表している。開発プロジェクト…
正解:12
要点:FS−nはリード、FS+nはラグ。遅い経路が開始日を決める
PDMではFS-nがリードを、FS+nがラグを表す。Aは2日で終わり、Bは2日目から5日目まで。CはBの完了2日前、すなわち3日目から始まり4日かけて7日目に終わる。DはAの完了2日後の4日目から始まり4日かけて8日目に終わるので、両者が合流するEは8日目から4日かけて12日目に完了し、最少所要日数は12日となる。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)四つのアクティビティA〜Dによって実行する開発プロジェクトがある。図は、各アクティビティの依存関係をPDM(プレシデンスダイアグラム法)によって表している。各ア…
正解:16
要点:資源の競合を考慮すると最短経路より工期が延びる
AとBはFS関係なので、この連鎖だけで10+5=15日を要し、これが下限となる。ただし専門チームは同時に複数を支援できず、支援に必要な日数の合計は4+2+4+4=14日ある。15日で組もうとすると、全期間の支援が必要なDの連続4日分をどこにも確保できないため成立しない。Aを1〜10日(支援1〜4日)、Cを5〜14日(支援5〜8日)、Bを11〜15日(支援11〜12日)、Dを13〜16日(支援13〜16日)と割り付ければ競合なく収まり、最少所要日数は16日となる。
出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問7(IPA)四つのアクティビティA〜Dによって実行する開発プロジェクトがある。図は、各アクティビティのPDM(プレシデンスダイアグラム法)における依存関係を表す。条件に従っ…
正解:19
要点:1台しかない設備の競合が最少所要日数を押し上げる
A→C→Dの連鎖だけで8+5+5=18日を要するが、各アクティビティは最終3日間に1台しかない試験設備を占有するため、Bの3日間をどこに入れるかが問題になる。18日で組むと設備の空きが2日ずつに分断されてBの3日連続が確保できず成立しない。Dの開始を1日遅らせて連鎖を19日とし、Bを5〜16日に置いて設備を14〜16日に使えば競合なく収まるので、最少所要日数は19日となる。
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問6(IPA)図は、実施する三つのアクティビティについて、プレシデンスダイアグラム法を用いて、依存関係及び必要な作業日数を示したものである。全ての作業を完了するための所要日数…
正解:12
要点:リードは開始を前倒し、ラグは開始を後ろへずらす
終了ー開始関係でリード2日があるので、Bは先行するAの完了を2日先取りして開始でき、Aの6日に対しBは5日目から始まって11日目に終わる。BとCは開始ー開始関係でラグ3日なので、CはBの開始から3日後、すなわち8日目に始まり5日間で12日目に終わる。全体の所要日数は両者の遅い方をとって12日となる。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。