公開鍵暗号方式とは?
公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号に別の鍵(公開鍵と秘密鍵)を用いる方式。公開鍵は誰に知られてもよいので、鍵の配送問題が解決する。
システムアーキテクト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2023年度)。
こうかいかぎあんごうほうしき
公開鍵暗号方式の意味
暗号化と復号に別の鍵(公開鍵と秘密鍵)を用いる方式。公開鍵は誰に知られてもよいので、鍵の配送問題が解決する。
公開鍵暗号方式の具体例
送信者は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者だけが自分の秘密鍵で復号する。
公開鍵暗号方式は試験でどう引っ掛けられる?
n人が相互に通信する場合、共通鍵方式では n(n−1)/2 個の鍵が必要だが、公開鍵方式では1人あたり2個(公開鍵と秘密鍵)で合計2n個で済む。
公開鍵暗号方式と関連する用語
公開鍵暗号方式が出た過去問
無線LANのセキュリティ方式としてWPA2を選択するとき、利用される暗号化アルゴリズムはどれか。
正解:AES
要点:WPA2はCCMPを用い暗号アルゴリズムはAES
WPA2はCCMPという暗号化方式を用い、その基礎となる共通鍵暗号アルゴリズムはAESである。以前のWPAやWEPで使われていたストリーム暗号のRC4に比べて強度が高い。ECCやRSAは公開鍵暗号の方式であり、無線区間のデータ暗号化に用いるものではない。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問25(IPA)暗号技術のうち、共通鍵暗号方式はどれか。
正解:AES
要点:AESは共通鍵、RSA・ElGamal・楕円曲線は公開鍵暗号
共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を用いる方式で、AESが代表例である。AESはブロック長128ビット、鍵長128/192/256ビットのブロック暗号で、公開鍵暗号に比べ処理が高速なため大量データの暗号化に使われる。他の三つはいずれも公開鍵暗号方式である。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問24(IPA)暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
要点:共通鍵暗号は暗号化と復号に同一の鍵を使う
共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を使う方式で、処理が高速な反面、通信相手ごとに鍵を安全に配送・管理する必要がある。公開鍵暗号方式は対になる二つの鍵を使い分ける方式で、秘匿目的では受信者の公開鍵で暗号化し、受信者だけが秘密鍵で復号する。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問18(IPA)暗号技術のうち、共通鍵暗号方式のものはどれか。
正解:AES
要点:AESは共通鍵暗号、RSAやElGamalは公開鍵暗号
AES(Advanced Encryption Standard)は、暗号化と復号に同一の鍵を使う共通鍵暗号方式のブロック暗号で、DESの後継として広く使われている。他の選択肢はいずれも、対になる二つの鍵を使い分ける公開鍵暗号方式に分類される。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。