同値分割・限界値分析とは?
同値分割・限界値分析とは、入力を、同じ結果になるはずのグループ(同値クラス)に分けて代表値を1つずつ試すのが同値分割。境界付近で誤りが起きやすい性質を利用し、境界とその前後を試すのが限界値分析。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2018年度)。
どうちぶんかつ・げんかいちぶんせき
同値分割・限界値分析の意味
入力を、同じ結果になるはずのグループ(同値クラス)に分けて代表値を1つずつ試すのが同値分割。境界付近で誤りが起きやすい性質を利用し、境界とその前後を試すのが限界値分析。
同値分割・限界値分析の具体例
1〜100が有効なら、有効クラスの代表50、無効クラスの0と101、境界の1と100を試す。
同値分割・限界値分析は試験でどう引っ掛けられる?
ブラックボックステストの技法であり、内部構造(分岐や経路)は見ない。限界値分析で試すのは境界の内外の両方で、1〜100なら0・1・100・101を採る(外側だけ、内側だけでは不足)。同値分割も有効同値クラスと無効同値クラスの双方から代表値を採る。
同値分割・限界値分析と関連する用語
同値分割・限界値分析が出た過去問
ブラックボックステストのテストデータの作成方法のうち、最も適切なものはどれか。
正解:機能仕様から同値クラスや限界値を識別し、テストデータを作成する。
要点:ブラックボックステストは仕様から同値と限界値を導く
ブラックボックステストは内部構造を見ず、仕様上の入出力の関係だけに基づいて設計する。代表的な技法が同値分割と限界値分析で、機能仕様から入力を同じ振る舞いをするクラスに分け、その代表値と境界付近の値をテストデータにする。流れ図の分岐に基づく設計はホワイトボックステストの手法である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問10(IPA)ブラックボックステストにおけるテストケースの設計に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:プログラムがどのような機能を果たすのかを仕様書で調べて、テストケースを設計する。
要点:ブラックボックステストは仕様書から入出力関係を検証する
ブラックボックステストは、内部構造には立ち入らず、仕様として定められた入力と出力の関係が正しく実現されているかを確認する手法である。したがってテストケースは仕様書から機能を読み取って設計し、同値分割や限界値分析などで代表値を選ぶ。内部の命令網羅を狙うのはホワイトボックステストである。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。