カオスエンジニアリングとは?
カオスエンジニアリングとは、本番に近い環境で意図的に障害(インスタンス停止、遅延注入、ネットワーク分断)を起こし、システムが設計どおり耐えるかを実験で確かめる手法。机上の冗長設計と実際の挙動のずれを、事故が起きる前に発見する。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
かおすえんじにありんぐ
カオスエンジニアリングの意味
本番に近い環境で意図的に障害(インスタンス停止、遅延注入、ネットワーク分断)を起こし、システムが設計どおり耐えるかを実験で確かめる手法。机上の冗長設計と実際の挙動のずれを、事故が起きる前に発見する。
カオスエンジニアリングの具体例
「1台停止しても応答時間は変わらない」という仮説を立て、営業時間外に1台を落として計測する。実際にはコネクションプールの再接続が遅くエラーが出た、といった形で設定の不備が見つかり、そこを直して再実験する。
カオスエンジニアリングは試験でどう引っ掛けられる?
無計画に本番を壊す活動ではない。仮説・影響範囲の限定・即時中止(アボート)条件・監視の準備が前提で、これらが無ければただの障害である。まず観測できる状態を作ることが先で、実験はその後になる。
カオスエンジニアリングと関連する用語
カオスエンジニアリングが出た過去問
目的別のサービスが多数連携して動作する大規模な分散型のシステムでは、障害時の挙動を予知することが困難である。このようなシステムにおいて、ステージング環境や本番環…
正解:カオスエンジニアリング
要点:カオスエンジニアリングは意図的な障害注入で弱点を洗い出す
カオスエンジニアリングは、実際に稼働している環境であえて障害を注入し、システムがどう振る舞うかを観察して弱点を見つける手法である。インスタンスの停止や遅延の挿入などの実験を仮説付きで計画し、影響範囲を限定しながら実施して、判明した問題を修正する取組を継続する。障害が起きてから対処するのではなく、平時に弱点を掘り起こして耐障害性を高める点に特徴がある。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。