サンドボックスとは?
サンドボックスとは、隔離された仮想環境で検体を実際に動作させ、通信先やファイル操作などの挙動を観測して悪性かどうかを判断する仕組み。実行の影響を外部に及ぼさない点が要点。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
さんどぼっくす
サンドボックスの意味
隔離された仮想環境で検体を実際に動作させ、通信先やファイル操作などの挙動を観測して悪性かどうかを判断する仕組み。実行の影響を外部に及ぼさない点が要点。
サンドボックスの具体例
メール添付のZIPを自動でサンドボックスへ投入したが無害と判定された検体が、利用者の実機で発症した。仮想環境を検知して5分間動作を止める仕掛けだったため、観測時間を延長し、実機に近い環境情報を与える設定へ変更して再判定した。
サンドボックスは試験でどう引っ掛けられる?
検体側が解析環境を検知して動作を止める(サンドボックス回避)、一定時間後に活動を始めるなどの対抗手段がある。
サンドボックスと関連する用語
サンドボックスが出た過去問
サンドボックスの仕組みに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:プログラムの影響がシステム全体に及ばないように,プログラムが実行できる機能やアクセスできるリソースを制限して動作させる。
要点:サンドボックスは実行を隔離し影響を封じ込める
サンドボックスは、プログラムを隔離した環境で動かし、利用できる機能やアクセスできる資源を制限する仕組みです。不審なプログラムを実行しても、その影響がシステム全体に及ばないため、未知のマルウェアの挙動解析にも使われます。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問16(IPA)マルウェアの検出手法であるビヘイビア法を説明したものはどれか。
正解:マルウェアの感染や発病によって生じるデータの読込みの動作,書込みの動作,通信などを監視して,マルウェアを検出する。
要点:ビヘイビア法は実際の挙動を監視して未知の脅威も検出
ビヘイビア法(動的ヒューリスティック法)は、検査対象を実際に動作させて、ファイルの読み書きや通信、レジストリ操作といった振る舞いを監視し、マルウェア特有の挙動を見つけたら検出する手法である。パターンファイルに登録のない未知のマルウェアにも対応できる反面、正当なプログラムを誤検知する可能性がある。サンドボックス上で実行して観察する方式もこれに含まれる。
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。