ログ先行書出しとは?
ログ先行書出しとは、データベースの実データをディスクへ書く前に、その更新を記録したログを必ず先に不揮発媒体へ書き出す規約。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ログせんこうかきだし
ログ先行書出しの意味
データベースの実データをディスクへ書く前に、その更新を記録したログを必ず先に不揮発媒体へ書き出す規約。
ログ先行書出しの具体例
コミット時点でログさえ書けていれば、実データがまだバッファ上でも、障害後にログから更新を再現できる。
ログ先行書出しは試験でどう引っ掛けられる?
この規約により「コミット済みの更新は必ず回復できる」「未コミットの更新は必ず取り消せる」の両方が成り立つ。ログを後に書くと、実データだけ書けた中途半端な状態を復元できなくなる。
ログ先行書出しと関連する用語
ログ先行書出しが出た過去問
システム障害発生時には,データベースの整合性を保ち,かつ,最新のデータベース状態に復旧する必要がある。このために,DBMSがトランザクションのコミット処理を完了…
正解:ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
要点:コミット確定はログファイルへの書込み完了時点
コミットを完了とみなせるのは、再起動しても消えない不揮発の媒体、すなわちログファイルにコミット情報を書き終えた時点です。メモリ上のログバッファに書いただけでは障害で失われ、復旧できません。これをWAL(ログ先書き)の原則といいます。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)DBMSがトランザクションのコミット処理を完了とするタイミングはどれか。
正解:ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
要点:コミット完了はログファイルへの書込みが終わった時点
DBMSは障害回復のためにWAL(ログ先行書込み)方式を採り、更新内容やコミット情報を先にログへ記録してからデータベース本体へ反映する。コミットが完了したと見なせるのは、コミットの記録が揮発するメモリ上のログバッファではなく、不揮発の媒体上のログファイルへ確実に書き終えた時点である。これにより、直後に障害が起きてもログからロールフォワードして結果を保証できる。
出典:平成30年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)DBMSがトランザクションのコミット処理を完了するタイミングはどれか。
正解:ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
要点:コミット完了はログファイルへの書込みが終わった時点
DBMSはログ先行書込み(WAL)方式を採り、更新内容やコミットの記録を先にログへ書いてからデータベース本体へ反映する。コミットが完了したと言えるのは、コミット情報が揮発性のログバッファではなく不揮発の媒体にあるログファイルへ確実に書き終えた時点である。これにより直後に障害が起きてもログから再現でき、永続性が保証される。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)DBMSがトランザクションのコミット処理を完了するタイミングはどれか。
正解:ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
要点:コミット完了はログファイルへの書込み完了時点で確定する
障害が起きてもコミット済みの更新を確実に再現できなければならないため、DBMSはコミット情報が不揮発の媒体上のログファイルに書き終わった時点でコミット完了とみなす。この先にログを書いてからデータを書くという規則がWAL(先行書込みログ)であり、データベース本体への反映が後になっても、ログから再実行できるので耐久性が保たれる。メモリ上のログバッファに書いただけでは電源断で失われるため、完了とはみなせない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。