伝送効率とは?
伝送効率とは、回線の理論速度のうち、実際に有効なデータを運ぶのに使える割合。ヘッダ・制御情報・再送などのオーバヘッドの分だけ100%を下回る。転送時間の計算問題では「回線速度×伝送効率」で実効速度を求めてから、データ量を割るという手順で必ず登場する。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2023年度)。
でんそうこうりつ
伝送効率の意味
回線の理論速度のうち、実際に有効なデータを運ぶのに使える割合。ヘッダ・制御情報・再送などのオーバヘッドの分だけ100%を下回る。転送時間の計算問題では「回線速度×伝送効率」で実効速度を求めてから、データ量を割るという手順で必ず登場する。
伝送効率の具体例
100Mbpsの回線で伝送効率が80%なら実効速度は80Mbps。ここに40Mバイト(=320Mビット)のファイルを流すと、320÷80=4秒かかる。効率を掛け忘れると3.2秒と短く出てしまう。
伝送効率は試験でどう引っ掛けられる?
伝送効率を掛けるのを忘れる、または割ってしまう誤りが定番。また「バイト→ビット」の8倍換算と同時に問われるため、単位換算と効率の両方を順に処理する手順を固定しておく。
伝送効率と関連する用語
伝送効率が出た過去問
1台のサーバと複数台のクライアントが,100Mビット/秒のLANで接続されている。業務のピーク時には,クライアント1台につき1分当たり600kバイトのデータをサ…
正解:625
要点:実効帯域÷1台当たり所要帯域で同時接続数を求める
実効帯域は100Mビット/秒×伝送効率50%=50Mビット/秒である。クライアント1台当たりの必要帯域は600kバイト/分=600,000×8ビット÷60秒=80,000ビット/秒。したがって50,000,000÷80,000=625台まで同時に利用できる。
出典:平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問19(IPA)1台のサーバと複数台のクライアントが,1Gビット/秒のLANで接続されている。業務のピーク時には,クライアント1台につき1分当たり6Mバイトのデータをサーバから…
正解:625
要点:実効帯域を1分当たりのバイト数に直し1台分の必要量で割る
実効伝送速度は1Gビット/秒×50%=5×10の8乗ビット/秒で、バイトに直すと6.25×10の7乗バイト/秒である。1分間では6.25×10の7乗×60=3.75×10の9乗バイト=3,750Mバイト。クライアント1台が1分に6Mバイトを要するので、3,750÷6=625台となり、イが正しい。
出典:令和5年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。