CISO(最高情報セキュリティ責任者)とは?
CISO(最高情報セキュリティ責任者)とは、組織全体の情報セキュリティに責任を持つ経営層の役職。方針の承認、投資判断、体制整備、インシデント発生時の対外説明までを担う。セキュリティを技術課題ではなく経営課題として扱えるよう、情報システム部門の長ではなく経営会議に参加できる立場に置くことが求められる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
さいこうじょうほうせきゅりてぃせきにんしゃ
CISO(最高情報セキュリティ責任者)の意味
組織全体の情報セキュリティに責任を持つ経営層の役職。方針の承認、投資判断、体制整備、インシデント発生時の対外説明までを担う。セキュリティを技術課題ではなく経営課題として扱えるよう、情報システム部門の長ではなく経営会議に参加できる立場に置くことが求められる。
CISO(最高情報セキュリティ責任者)の具体例
サイバーセキュリティ経営ガイドラインでは、経営者がCISO等へ「指示」を出す形で体制を作るとされる。ランサムウェア感染時にサービス停止の可否や公表範囲を決めるのは経営者だが、被害範囲・復旧見込み・法的義務を整理して選択肢と期限を示すのがCISOの役割になる。
CISO(最高情報セキュリティ責任者)は試験でどう引っ掛けられる?
「CISOを置けば経営者の責任が移る」という記述は誤り。権限を委任しても最終責任は経営者に残る。CIO(情報化推進の責任者)と混同しやすく、両者を兼任させると推進する側と統制する側が同一人物になり、相互牽制が働かなくなる。
CISO(最高情報セキュリティ責任者)と関連する用語
CISO(最高情報セキュリティ責任者)が出た過去問
経済産業省とIPAが策定した“サイバーセキュリティ経営ガイドライン (Ver 2.0)”に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:経営者が認識すべきサイバーセキュリティに関する原則と、経営者がリーダシップを発揮して取り組むべき項目を取りまとめたものである。
要点:経営ガイドラインは三原則と重要十項目を示す経営層向け指針
サイバーセキュリティ経営ガイドラインは、経営者向けに認識すべき三原則と、CISOなどへ指示すべき重要十項目を示した文書である。セキュリティ投資は事業継続と企業価値を守るための投資と位置付けられ、系列企業や委託先を含めた対策、有事に備えた体制整備なども求めている。実施すべき技術的対策を細かく規定するものではなく、経営層のリーダーシップの拠り所となる指針である。
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。