JIS Q 27017とは?
JIS Q 27017とは、クラウドサービスの提供者・利用者を対象に、27002の管理策にクラウド固有の実施の手引と追加の管理策(仮想環境の分離、管理者の操作の監視、返却時のデータ消去など)を示した規格。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
じすきゅーにーななまるいちなな
JIS Q 27017の意味
クラウドサービスの提供者・利用者を対象に、27002の管理策にクラウド固有の実施の手引と追加の管理策(仮想環境の分離、管理者の操作の監視、返却時のデータ消去など)を示した規格。
JIS Q 27017の具体例
顧客データを預かるSaaSを提供するにあたり、27001の認証に加えて27017の管理策を採用し、テナント間の仮想環境の分離、事業者側管理者の操作ログの1年保存、契約終了後30日以内のデータ消去手順を文書化した。顧客監査の指摘が大幅に減った。
JIS Q 27017は試験でどう引っ掛けられる?
27001・27002との関係を取り違えやすい。27001はISMSの要求事項(認証の対象)、27002は管理策の実践規範、27017はクラウド向けの実施の手引で、27017単独で認証を受ける規格ではない。クラウドで個人情報(PII)の保護を扱うのは27018で、番号の取り違えが問われる。
JIS Q 27017と関連する用語
JIS Q 27017が出た過去問
JIS Q 27002:2014には記載されていないが、JIS Q 27017:2016には記載されている管理策はどれか。
正解:クラウドサービス固有の情報セキュリティ管理策
要点:JIS Q 27017はクラウド固有の管理策を追加した規格
JIS Q 27017は、クラウドサービスの利用者と提供者を対象に、27002の管理策をクラウド環境向けに読み替える実施の手引と、クラウド固有の追加管理策を示した規格である。仮想環境の分離、管理者操作の監視、利用終了時のデータ削除と返却、責任分界の明確化などが該当する。基盤となる27002には無い観点である点が要点である。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。