SNI(Server Name Indication)とは?
SNI(Server Name Indication)とは、TLSハンドシェイクの最初のメッセージで接続先ホスト名を平文で伝える拡張。サーバは暗号化を始める前に対象のサイトを判別できるため、1つのIPアドレスと1つのポートで複数の証明書を使い分けられる。IPv4アドレス枯渇下での共有ホスティングを支える。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
えすえぬあい
SNI(Server Name Indication)の意味
TLSハンドシェイクの最初のメッセージで接続先ホスト名を平文で伝える拡張。サーバは暗号化を始める前に対象のサイトを判別できるため、1つのIPアドレスと1つのポートで複数の証明書を使い分けられる。IPv4アドレス枯渇下での共有ホスティングを支える。
SNI(Server Name Indication)の具体例
ロードバランサが1つの仮想IPで複数ドメインを終端し、SNIの値で証明書と転送先サーバ群を選ぶ。またファイアウォールやプロキシは、この値を見てドメイン単位のアクセス制御を行える。復号せずにホスト名だけで許可・遮断が判断できる点が運用上有用である。
SNI(Server Name Indication)は試験でどう引っ掛けられる?
平文で流れるため、暗号化していてもどのサイトへ接続したかは外部から見える。プライバシ上の弱点であり、暗号化する拡張の議論が続いている。またSNI非対応の古いクライアントには、既定の証明書が返って警告が出る。
SNI(Server Name Indication)と関連する用語
SNI(Server Name Indication)が出た過去問
ドメインフロンティングを悪用した攻撃の例として,適切なものはどれか。
正解:マルウェアが,CDNの機能を悪用し,実際の通信先を隠蔽して攻撃者のサーバに接続する。
要点:ドメインフロンティングはCDNを隠れ蓑に真の接続先を隠す
ドメインフロンティングは、TLSのSNIやDNS上は著名なCDNのドメイン名を示しておきながら、暗号化されたHTTPヘッダの中では別の宛先を指定して実際の接続先を隠す手法である。経路上の監視装置からは正当なサービスへの通信に見えるため、マルウェアがC&Cサーバとやり取りする通信の隠蔽に悪用される。CDN側の設定でホスト名の不一致を拒否することが対策となる。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。