性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)とは?
性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)とは、システムの処理能力を測る指標群。スループットは単位時間あたりの処理件数。レスポンスタイム(応答時間)は依頼してから最初の応答が返り始めるまでの時間。ターンアラウンドタイムは依頼してから処理が完全に終わるまでの全時間。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
せいのうひょうかしひょう
性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)の意味
システムの処理能力を測る指標群。スループットは単位時間あたりの処理件数。レスポンスタイム(応答時間)は依頼してから最初の応答が返り始めるまでの時間。ターンアラウンドタイムは依頼してから処理が完全に終わるまでの全時間。
性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)の具体例
バッチ処理でジョブを投入してから結果が出力されるまでの時間はターンアラウンドタイムで評価される。対話型システムでは、利用者の体感速度に直結するレスポンスタイムが重視される。
性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)は試験でどう引っ掛けられる?
レスポンスタイムとターンアラウンドタイムを逆に覚えないこと。ターンアラウンドタイムは依頼の入力開始から結果の出力完了までの全体で、レスポンスタイムを含む。したがって同じ処理ならターンアラウンドタイムのほうが必ず長い。またスループットが高くても個々のレスポンスタイムが短いとは限らず、両者は別の指標である。
性能評価指標(スループット・応答時間・ターンアラウンドタイム)が出た過去問
SLAに記載する内容として,適切なものはどれか。
正解:サービス及びサービス目標を特定した,サービス提供者と顧客との間の合意事項
要点:SLAはサービス内容と目標を定めた提供者と顧客の合意文書
SLA(Service Level Agreement)は、提供するサービスの内容と、可用性や応答時間といったサービス目標を明示して、サービス提供者と顧客との間で取り交わす合意文書である。目標未達時の対応や測定方法まで含めて定めるのが一般的である。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問40(IPA)コンピュータシステムに対して問合せの終わり又は要求の終わりを指示してから,利用者端末に最初の処理結果のメッセージが出始めるまでの経過時間を何というか。
正解:レスポンスタイム
要点:レスポンスタイムは入力終了から結果が出始めるまでの時間
レスポンスタイム(応答時間)は、利用者が入力を終えた時点から、結果が出力され始めるまでの時間を指す。処理がすべて終わるまでの時間ではない点が、ターンアラウンドタイムとの違いである。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問43(IPA)Webシステムの性能指標のうち、応答時間の説明はどれか。
正解:Webブラウザに表示された問合せボタンが押されてから、Webブラウザが結果を表示し始めるまでの時間
要点:応答時間は要求完了から応答が返り始めるまでの時間
応答時間(レスポンスタイム)は、利用者が要求を出し終えてから、システムからの応答が返り始めるまでの時間である。Webシステムでは、送信操作の完了から結果の表示が始まるまでが該当する。すべての表示が終わるまでを測るターンアラウンドタイムとは区別する。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。