DBMSとは?
DBMSとは、データベースの作成・検索・更新・排他制御などを一元的に管理するソフトウェア。データの整合性を保ちながら複数の利用者やアプリケーションから同時にアクセスできるようにする。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2019年度)。
ディービーエムエス
DBMSの意味
データベースの作成・検索・更新・排他制御などを一元的に管理するソフトウェア。データの整合性を保ちながら複数の利用者やアプリケーションから同時にアクセスできるようにする。
DBMSの具体例
業務システムが顧客情報を扱う際、DBMSが背後で重複更新の防止やアクセス権限の管理を行っている。
DBMSは試験でどう引っ掛けられる?
DBMSはデータベースを管理するソフトウェアであって、データの集まりであるデータベースそのものではない(両者を同じ意味で使う選択肢に注意)。また整合性を保つ仕組みを提供するだけで、アクセス権の設計やバックアップ運用まで自動で肩代わりしてくれるわけではない。
DBMSと関連する用語
DBMSが出た過去問
E-R図に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:管理の対象をエンティティ及びエンティティ間のリレーションシップとして表現する。
要点:E-R図は実体と関連でデータ構造を表す概念モデル
E-R図は、業務で管理する対象をエンティティ(実体)として表し、エンティティ同士の関わりをリレーションシップとして表現する概念データモデルの記法である。1対多などの多重度を示すことで、データ構造を実装技術から独立した形で整理できる。特定のDBMSや表構造を前提とするものではなく、処理の流れや業務手順を表すものでもない。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46(IPA)DBMSにおいて,複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを同時に更新する場合,論理的な矛盾を生じさせないために用いる技法はどれか。
正解:排他制御
要点:排他制御はロックで同時更新の矛盾を防ぐ技法
排他制御は、複数のトランザクションが同じデータを同時に更新しようとしたときに、ロックによって一方の処理を待たせ、更新の消失など論理的な矛盾が生じないようにする技法である。正規化は設計上の手法、整合性制約はデータの妥当性を保つ規則であり、同時実行の制御とは目的が異なる。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46(IPA)データベースのトランザクションに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:複数のトランザクション間でデッドロックが発生したので、トランザクションをDBMSがロールバックした。
要点:デッドロックはDBMSがロールバックで解消する
デッドロックは複数のトランザクションが互いに相手の保持するロックを待ち続けて処理が進まなくなる状態で、DBMSがこれを検出し、いずれかのトランザクションをロールバックして解消する。ロックの獲得・解放はDBMSが管理し、更新の確定はコミット、障害からの復旧はロールバックやロールフォワードが使い分けられる。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問46(IPA)トランザクションT1が更新中のデータを、トランザクションT2が参照しようとしたとき、更新と参照の処理結果を矛盾させないようにするためのDBMSの機能はどれか。
正解:排他制御
要点:排他制御は同時アクセスによる処理結果の矛盾を防ぐ
排他制御は、あるトランザクションが更新中のデータに対して他のトランザクションが同時に読み書きすることを制限し、処理結果の矛盾を防ぐDBMSの機能である。ロックをかけて待たせることで、更新途中の中途半端な状態を他から見せないようにする。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。