ターンアラウンドタイムとは?
ターンアラウンドタイムとは、利用者が処理を依頼し始めてから、結果をすべて受け取り終えるまでの時間。入力にかかる時間、待ち時間、処理時間、出力にかかる時間をすべて含む。バッチ処理の性能指標として使われることが多い。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2023年度)。
たーんあらうんどたいむ
ターンアラウンドタイムの意味
利用者が処理を依頼し始めてから、結果をすべて受け取り終えるまでの時間。入力にかかる時間、待ち時間、処理時間、出力にかかる時間をすべて含む。バッチ処理の性能指標として使われることが多い。
ターンアラウンドタイムの具体例
帳票印刷を依頼して、データ送信に10秒、順番待ちに30秒、処理に20秒、印刷に60秒かかったなら、ターンアラウンドタイムは合計120秒。利用者が体感する「終わるまでの時間」そのものになる。
ターンアラウンドタイムは試験でどう引っ掛けられる?
レスポンスタイム(応答時間)は「入力が終わってから応答が返り始めるまで」で、入力時間と出力完了までの時間を含まない。したがって同じ処理ならレスポンスタイム<ターンアラウンドタイムになる。
ターンアラウンドタイムと関連する用語
ターンアラウンドタイムが出た過去問
シングルジョブで動作するコンピュータシステムがある。平均ターンアラウンドタイムAとスループットTの関係として、適切なものはどれか。
正解:A×T≒1
要点:シングルジョブではスループットは平均TATの逆数
シングルジョブでは一度に1件しか処理しないため、1件当たりの所要時間(平均ターンアラウンドタイムA)の逆数が単位時間当たりの処理件数(スループットT)になる。すなわちT≒1/Aであり、変形するとA×T≒1が成り立つ。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問20(IPA)図のネットワーク構成のシステムにおいて、同じメッセージ長のデータをホストコンピュータとの間で送受信した場合のターンアラウンドタイムは、端末Aでは100ミリ秒、端…
正解:40
要点:共通のホスト処理時間は差を取れば消える。回線速度比で伝送時間を比較
ターンアラウンドタイムは上り伝送時間+ホスト処理時間+下り伝送時間で、上下のメッセージ長が同じなので片道伝送時間の2倍にホスト処理時間を足した値になる。端末Bの回線速度は端末Aの10分の1なので伝送時間は10倍であり、820-100=720=2×(10t-t)=18t が成り立つ。したがって t=40ミリ秒となる。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。