スループットとは?
スループットとは、単位時間あたりに処理できる仕事の量。1秒あたりのトランザクション数や1時間あたりのバッチ処理件数などで表す。容量・能力管理では、業務量の予測をスループットの要件へ変換し、そこから必要な資源量を見積もる基礎の指標として使う。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2022年度)。
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スループットの意味
単位時間あたりに処理できる仕事の量。1秒あたりのトランザクション数や1時間あたりのバッチ処理件数などで表す。容量・能力管理では、業務量の予測をスループットの要件へ変換し、そこから必要な資源量を見積もる基礎の指標として使う。
スループットの具体例
月末に処理件数が平常時の3倍になる業務で、現行のスループットが毎秒50件、月末のピーク要求が毎秒120件なら能力不足となる。多重度を上げるか処理時間帯を分散させるかを、追加費用と併せて判断する。
スループットは試験でどう引っ掛けられる?
スループットと応答時間は別の指標であり、多重度を上げるとスループットは伸びても個々の応答時間は悪化することがある。資源の利用率が高い領域では、両方が同時に急速に劣化する。
スループットと関連する用語
スループットが出た過去問
シングルジョブで動作するコンピュータシステムがある。平均ターンアラウンドタイムAとスループットTの関係として、適切なものはどれか。
正解:A×T≒1
要点:シングルジョブではスループットは平均TATの逆数
シングルジョブでは一度に1件しか処理しないため、1件当たりの所要時間(平均ターンアラウンドタイムA)の逆数が単位時間当たりの処理件数(スループットT)になる。すなわちT≒1/Aであり、変形するとA×T≒1が成り立つ。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問20(IPA)サービスマネジメントの容量・能力管理における、オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち、適切なものはどれか。
正解:応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
要点:容量・能力は複数の指標を、実負荷のかかる時間帯に定常監視する
容量・能力の利用の監視では、応答時間、スループット、CPU使用率、メモリやディスクの使用率など複数の測定項目を、通常運用の中で定常的に監視する必要がある。単一の指標では原因の切分けができず、また実際の負荷がかかるオンライン時間帯こそ測定すべき対象である。監視しきい値はSLAの目標値そのものではなく、目標に達する前に手を打てる水準に設定する。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。