フェールソフトとは?
フェールソフトとは、障害が発生しても、機能や性能を落として(縮退運転して)サービスを継続する設計。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2023年度)。
ふぇーるそふと
フェールソフトの意味
障害が発生しても、機能や性能を落として(縮退運転して)サービスを継続する設計。
フェールソフトの具体例
4台構成のサーバのうち1台が故障したら、残る3台で処理能力を落として運転を続ける。参照系だけを提供し更新系を止める。
フェールソフトは試験でどう引っ掛けられる?
フェールセーフは「安全側に止める」、フェールソフトは「落としながら動かし続ける」。目的の違いで区別する。
フェールソフトと関連する用語
フェールソフトが出た過去問
システムの安全性や信頼性を向上させる考え方のうち、フェールセーフはどれか。
正解:システムを構成している機器が故障したときは、システムが安全に停止するようにして、被害を最小限に抑える。
要点:フェールセーフは故障時に「安全側へ倒して止める」設計
フェールセーフは、故障が起きたときに安全な側へ倒して被害を最小限に抑える設計思想である。踏切の遮断機が停電時に降りる、信号機が異常時に赤で停止する、といった例が典型で、機能継続よりも安全確保を優先する。機能を維持し続けるフェールソフト、二重化による切替え、誤操作を許容するフールプルーフとは区別する必要がある。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)情報システムの設計の例のうち、フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。
正解:ハードウェアの障害時に、パフォーマンスは低下するが、構成を縮小して運転を続けられるようにする。
要点:フェールソフトは止めずに縮退運転で機能を維持する
フェールソフトは、障害が起きても全面停止させず、機能や性能を落としてでも運転を継続させる設計思想である。故障した部分を切り離して残った資源で処理を続ける縮退運転(フォールバック)が典型例である。安全側に止めるフェールセーフ、誤操作を前提に設計するフールプルーフとは目的が異なるので区別したい。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。