メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは?
メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは、保守作業のためにサービスを停止してよいと事前に合意した時間帯。合意済みの停止をサービスレベルの計算から除外するかどうかを取り決めておくことが重要で、この定義の食い違いが顧客との紛争になりやすい論点として問われる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
めんてなんすうぃんどう
メンテナンスウィンドウ(計画停止)の意味
保守作業のためにサービスを停止してよいと事前に合意した時間帯。合意済みの停止をサービスレベルの計算から除外するかどうかを取り決めておくことが重要で、この定義の食い違いが顧客との紛争になりやすい論点として問われる。
メンテナンスウィンドウ(計画停止)の具体例
毎月第3日曜の2時から6時を計画停止枠とし、実施の2週間前に通知する。緊急の修正適用でこの枠外に停止する場合は、事前承認の手続きと利用者への告知手順を別に定め、稼働率の算定でどう扱うかもあらかじめ合意しておく。
メンテナンスウィンドウ(計画停止)は試験でどう引っ掛けられる?
枠を取ってあれば自由に止めてよいわけではない点。合意には通知期限や年間回数の上限が伴うのが普通で、それを超えた停止は合意違反になる。枠を使わなかった月に繰り越せる、と考えるのも誤り。
メンテナンスウィンドウ(計画停止)と関連する用語
メンテナンスウィンドウ(計画停止)が出た過去問
JDCC(日本データセンター協会)が制定する“データセンターファシリティスタンダード”において、UPS設備の冗長性に関するティア基準がある。ティア3に該当する構…
正解:N+1
要点:ティア3=N+1。1台止めても所要能力を維持できる冗長構成
ティア3は、機器の保守などで一部設備を止めても稼働を継続できる冗長性を求める水準で、必要台数Nに予備1台を加えたN+1構成が該当する。1台を停止しても残りN台で所要能力を満たせるため、計画停止に耐えられる。2Nは系統ごと二重化するより上位のティア4相当、Nは冗長性のない構成である。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問13(IPA)サービス提供時間帯が毎日0時から24時のITサービスにおいて、ある年の4月1日0時から6月30日24時までのサービス停止状況は表のとおりであった。システムバージ…
正解:99.52
要点:合意済みの計画停止は分母から除き、停止時間には数えない
対象期間は4月1日から6月30日までの91日間=2,184時間である。顧客と合意済みの計画停止84時間は合意されたサービス提供時間から除くので、分母は2,184-84=2,100時間になる。実際の停止はハードウェア故障の10時間だけなので、(2,100-10)÷2,100=99.523…%、四捨五入して99.52%となる。計画停止を停止時間として数えないことが要点である。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。