ライブマイグレーションとは?
ライブマイグレーションとは、稼働中の仮想サーバを、業務を止めずに別の物理サーバへ移す機能。メモリ内容を転送しながら最後に一瞬だけ切り替えるため、停止時間はごく短い。物理機の保守やリソース偏りの是正を、サービス停止なしで行える点が評価される。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2024年度)。
らいぶまいぐれーしょん
ライブマイグレーションの意味
稼働中の仮想サーバを、業務を止めずに別の物理サーバへ移す機能。メモリ内容を転送しながら最後に一瞬だけ切り替えるため、停止時間はごく短い。物理機の保守やリソース偏りの是正を、サービス停止なしで行える点が評価される。
ライブマイグレーションの具体例
物理サーバのファームウェア更新の前に、載っている仮想サーバを他ホストへ退避し、更新後に戻す。これにより、従来は月次の計画停止でしか行えなかった保守を、業務時間中でも実施できるようになり、停止のための調整工数も減る。
ライブマイグレーションは試験でどう引っ掛けられる?
障害対策そのものではない点。物理機が突然落ちた場合は事前に移せないため、その用途にはクラスタによる自動再起動が必要になる。またホスト間で共有ストレージとネットワークの前提が揃っていないと実行できない。
ライブマイグレーションと関連する用語
ライブマイグレーションが出た過去問
システム運用サービスを提供するデータセンタにおいて、サーバに仮想化技術を用いることによって得られる利点のうち、適切なものはどれか。
正解:データセンタ全体の電力消費量を削減するために少数の物理サーバに処理を集約する場合、ライブマイグレーションを行えば、移行する際にサービスを停止しなくてよい。
要点:ライブマイグレーションは無停止で仮想サーバを移設できる
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバをメモリ状態ごと別の物理サーバへ移す機能で、サービスを止めずに配置を変えられる。したがって、消費電力削減のために少数の物理サーバへ処理を集約する作業を、業務を止めずに実施できる。仮想化の利点として代表的なものである。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問12(IPA)運用サービスを提供するデータセンターにおいて、サーバに仮想化技術を用いることによって得られる利点のうち、適切なものはどれか。
正解:サービスの利用が少なくなる夜間の消費電力量を削減させるために、物理サーバの稼働台数を減少させるとき、ライブマイグレーションによって仮想サーバを少数の物理サーバに集約させれば、サービスを停止させなくて済む。
要点:ライブマイグレーションは無停止で仮想サーバを集約できる
ライブマイグレーションは、仮想サーバを稼働させたまま別の物理サーバへ移す技術である。これを使えば、利用の少ない夜間に仮想サーバを少数の物理サーバへ集約し、空いた物理サーバを停止して消費電力を削減しても、サービスを止めずに済む。他の選択肢は、応答時間の保証、ライセンス条件の確認省略、単一物理サーバでの分散処理性能検証という、いずれも成り立たない主張である。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。