リスクアプローチ(リスクベース監査)とは?
リスクアプローチ(リスクベース監査)とは、限られた監査資源を、リスクの大きい領域へ重点的に配分する監査の進め方。対象の重要性と発生可能性を評価したうえで監査項目や試査の範囲を決める。すべてを一律に調べるのではなく、なぜその配分にしたかの根拠を監査調書へ残すことが求められる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
りすくあぷろーち
リスクアプローチ(リスクベース監査)の意味
限られた監査資源を、リスクの大きい領域へ重点的に配分する監査の進め方。対象の重要性と発生可能性を評価したうえで監査項目や試査の範囲を決める。すべてを一律に調べるのではなく、なぜその配分にしたかの根拠を監査調書へ残すことが求められる。
リスクアプローチ(リスクベース監査)の具体例
年度の監査計画で、外部公開している決済システムは高リスクとして毎年かつ広い範囲を、社内の会議室予約システムは低リスクとして3年に1度、限られた項目のみを対象にする、というように頻度と深さを変えて資源を配分する。
リスクアプローチ(リスクベース監査)は試験でどう引っ掛けられる?
リスクが低い領域を監査対象から永久に外してよいという意味ではない。またリスク評価は監査人自身が行うもので、被監査部門の自己申告をそのまま採用すると評価の客観性が失われる。
リスクアプローチ(リスクベース監査)と関連する用語
リスクアプローチ(リスクベース監査)が出た過去問
システム監査基準(平成30年)に基づくシステム監査において、リスクの評価に基づく監査計画の策定(リスクアプローチ)で考慮すべき事項として、適切なものはどれか。
正解:情報システムリスクは常に一定ではないことから、情報システムリスクの特性の変化及び変化がもたらす影響に留意する。
要点:リスクアプローチはリスクの変化に応じ監査資源を配分する
リスクアプローチは、情報システムリスクの大きさに応じて監査資源を重点的に配分する考え方である。リスクは事業環境や技術の変化に伴って一定ではないため、その特性の変化と影響に留意して監査計画を見直す必要がある。監査リスクは合理的な水準まで低減するもので、完全な回避はできない。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。