内部統制報告制度(J-SOX)とは?
内部統制報告制度(J-SOX)とは、金融商品取引法に基づき、上場企業の経営者が財務報告に係る内部統制の有効性を評価して報告書を提出し、監査人がその報告書を監査する制度。ITサービスの側では、財務報告に関係するシステムの全般統制と業務処理統制が評価の対象になる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
ないぶとうせいほうこくせいど
内部統制報告制度(J-SOX)の意味
金融商品取引法に基づき、上場企業の経営者が財務報告に係る内部統制の有効性を評価して報告書を提出し、監査人がその報告書を監査する制度。ITサービスの側では、財務報告に関係するシステムの全般統制と業務処理統制が評価の対象になる。
内部統制報告制度(J-SOX)の具体例
会計システムを載せた基盤では、アクセス権の付与と削除、変更の承認、バックアップと復旧、外部委託先の管理が評価対象になる。運用部門はIDの棚卸し記録や本番移行の承認記録を、後から評価に耐える証跡として残しておく必要がある。
内部統制報告制度(J-SOX)は試験でどう引っ掛けられる?
評価対象は財務報告に関係する範囲に限られ、社内の全システムではない。また経営者による評価と監査人による監査は別物で、経営者が有効と評価しても監査人が不備を指摘することがある。
内部統制報告制度(J-SOX)と関連する用語
内部統制報告制度(J-SOX)が出た過去問
内部統制報告制度において、原材料購買業務に係る取引の正当性を確保するための業務処理統制はどれか。
正解:定められた発注金額以上の原材料購入依頼を行う場合は、権限をもった上司が承認する。
要点:取引の正当性は権限者による承認統制で確保する
業務処理統制は、個々の業務処理が正当・正確・網羅的に行われることを確保するために業務の流れに組み込まれた統制である。一定金額以上の購入依頼に上長承認を要する仕組みは、権限のない発注を防ぎ取引の正当性を確保する典型的な業務処理統制に当たる。集計による原価低減や納期督促は業務の効率や有効性を高める施策であり、正当性の確保が目的ではない。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。