外気冷房(フリークーリング)とは?
外気冷房(フリークーリング)とは、外気温が室内目標温度より低いときに、冷凍機を止めて外気やその冷熱でサーバ室を冷やす方式。冷凍機の消費電力を削減でき、PUEの改善に直結する。試験では省エネ施策の効果と、湿度・粉じん対策という副作用の両面が問われる。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2023年度)。
がいきれいぼう
外気冷房(フリークーリング)の意味
外気温が室内目標温度より低いときに、冷凍機を止めて外気やその冷熱でサーバ室を冷やす方式。冷凍機の消費電力を削減でき、PUEの改善に直結する。試験では省エネ施策の効果と、湿度・粉じん対策という副作用の両面が問われる。
外気冷房(フリークーリング)の具体例
外気温18度以下のときだけ外気導入に切り替える制御とし、年間の3割の時間で冷凍機を停止できた結果、PUEが1.8から1.5へ改善した。導入外気はフィルタと加湿・除湿を通し、室内を相対湿度40〜60%に保つ。
外気冷房(フリークーリング)は試験でどう引っ掛けられる?
温度だけを見て切り替えると、低湿度による静電気や高湿度による結露を招く。また外気に含まれる腐食性ガスや塩害、急な湿度変化は機器故障を招くため、直接外気を入れる方式では濾過と清浄度管理・湿度制御が前提になる。これを伴わない導入はかえって可用性を下げる。
外気冷房(フリークーリング)と関連する用語
外気冷房(フリークーリング)が出た過去問
データセンタなどで用いられている環境に配慮した空調システムであり、夏季は外気よりも低温になる地中の自然冷熱を熱交換に利用するものはどれか。
正解:クールピット
要点:地中の安定した温度を冷熱源に使う空調方式がクールピット
クールピットは、建物の地下に設けたピット(空間)へ外気を通し、年間を通じて温度変化の小さい地中の熱で外気を予冷・予熱してから空調に取り込む方式である。夏季は外気より低い地中温度を冷熱源として利用でき、空調機の負荷を下げられる。フリークーリングは外気そのものが低温な時期にその冷たさを使う方式で、熱源が地中ではない点が異なる。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問12(IPA)データセンターなどで用いられている環境に配慮した空調システムであり、夏季は外気よりも低温になる地中と外気との温度差を熱交換に利用するものはどれか。
正解:クールピット
要点:地中との温度差を熱交換に使う空調方式がクールピット
クールピットは、建物の地下に設けたピットへ外気を通し、年間を通じて温度変化の小さい地中の熱と熱交換させてから空調に取り込む方式である。夏季は外気より低い地中温度を冷熱源として利用でき、空調機の負荷を下げられる。フリークーリングは外気そのものが低温な時期にその冷たさを直接利用する方式で、熱源が地中ではない点が異なる。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。