WAL(ログ先書き)とは?
WAL(ログ先書き)とは、データベースの更新をデータファイルへ反映する前に、必ずログを永続記憶へ書き出しておく約束事。これにより、障害でデータファイルへの反映が失われても、ログから回復できることが保証される。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
だぶりゅーえーえる
WAL(ログ先書き)の意味
データベースの更新をデータファイルへ反映する前に、必ずログを永続記憶へ書き出しておく約束事。これにより、障害でデータファイルへの反映が失われても、ログから回復できることが保証される。
WAL(ログ先書き)の具体例
コミット時にログバッファを強制的にディスクへ書き出し(ログ強制書出し)、データページの書出しは後回しにする実装。
WAL(ログ先書き)は試験でどう引っ掛けられる?
目的は「性能向上」ではなく障害回復の可能性の保証。コミット完了と見なす条件は「ログが永続化された時点」であり、データファイルへの反映完了ではない。
WAL(ログ先書き)と関連する用語
WAL(ログ先書き)が出た過去問
システム障害発生時には、データベースの整合性を保ち、かつ、最新のデータベース状態に復旧する必要がある。このために、DBMSがトランザクションのコミット処理を完了…
正解:ログファイルへのコミット情報書込み完了時点
要点:コミット完了はログファイルへの書込み完了時点
障害後にコミット済みトランザクションを確実に復元するには、コミット情報が不揮発の媒体に残っている必要がある。そのためDBMSは、ログバッファの内容をログファイルへ書き出し終えた時点でコミット完了とする(WAL:ログ先行書出し)。メモリ上のログバッファにあるだけでは、障害時に失われて復旧できない。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問21(IPA)WAL(Write Ahead Log)プロトコルの目的に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:何らかの理由でDBMSが停止しても、“コミット済みであるがデータベースに書き込まれていない更新データ”の回復を可能にする。
要点:WALは更新反映より先にログを確定させ回復を保証する
WAL(ログ先行書出し)は、データベースへの実際の更新反映より先にログを確定させるという規則である。これにより、コミット済みだがデータファイルへ未反映の更新でも、ログを読み直して再現(ロールフォワード)でき、障害後に確実に回復できる。ログさえ残っていれば回復できる、という点が目的の核心である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。