魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは?
魔の川・死の谷・ダーウィンの海とは、研究成果が事業として成功するまでに越える3つの障壁。魔の川は基礎研究から製品開発へ移る段階の壁、死の谷は開発した技術を事業化(量産・市場投入)するまでの資金・体制の壁、ダーウィンの海は事業化した製品が市場で競争にさらされ生き残るまでの壁。
ITストラテジスト試験の過去問では3回出題されています(2021年度〜2025年度)。
まのかわ・しのたに・だーうぃんのうみ
魔の川・死の谷・ダーウィンの海の意味
研究成果が事業として成功するまでに越える3つの障壁。魔の川は基礎研究から製品開発へ移る段階の壁、死の谷は開発した技術を事業化(量産・市場投入)するまでの資金・体制の壁、ダーウィンの海は事業化した製品が市場で競争にさらされ生き残るまでの壁。
魔の川・死の谷・ダーウィンの海の具体例
試作に成功した新素材が、量産設備への多額投資を正当化できず社内で止まるのが死の谷。発売にはこぎ着けたが既存製品との競争で普及しないのがダーウィンの海。
魔の川・死の谷・ダーウィンの海は試験でどう引っ掛けられる?
順序は「研究→(魔の川)→開発→(死の谷)→事業化→(ダーウィンの海)→市場定着」。魔の川と死の谷を取り違えない。
魔の川・死の谷・ダーウィンの海と関連する用語
魔の川・死の谷・ダーウィンの海が出た過去問
技術経営における課題のうち、“死の谷”の説明として、適切なものはどれか。
正解:先進的な製品開発に成功しても、事業化するためには更なる困難があること
要点:死の谷は研究開発の成果を事業化するまでに立ちはだかる壁
技術経営でいう死の谷とは、研究開発で技術的に優れた成果が得られても、それを量産や販売に結び付けて事業として立ち上げるまでに、資金・人材・生産技術などの面で大きな困難が横たわることを指す。研究段階と事業化段階の間に生じる断絶であり、その先の市場競争の壁はダーウィンの海と呼ばれる。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問14(IPA)技術経営における“魔の川”の説明として、適切なものはどれか。
正解:研究の結果を基に製品開発するまでの間に横たわる障壁
要点:魔の川は研究成果を製品開発に結び付けるまでの壁
技術経営では研究から事業成功までに3つの壁があるとされる。魔の川は、研究段階の成果を製品開発というテーマに結び付けるまでに横たわる障壁である。続いて製品開発から事業化までの壁が死の谷、事業化してから市場で勝ち残るまでの壁がダーウィンの海と呼ばれる。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問14(IPA)技術経営における"魔の川"の説明として、適切なものはどれか。
正解:研究の結果を基に製品開発するまでの間に横たわる障壁
要点:魔の川は研究から製品開発へ移る段階の障壁
技術経営では研究から事業化までの間に三つの障壁があるとされる。魔の川は研究成果を製品開発に結びつけるまでの壁、死の谷は製品開発から事業化までに必要な資金や体制の壁、ダーウィンの海は事業化した後に市場競争を勝ち抜き成功するまでの壁である。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。