マルチベクトル型DDoS攻撃に該当するものはどれか。
複数種類の攻撃を同時併用するDDoSがマルチベクトル型
選択肢
- ア攻撃対象のWebサーバ1台に対して、多数のPCから一斉にリクエストを送ってサーバのリソースを枯渇させる攻撃と、大量のDNS通信によってネットワークの帯域を消費する攻撃を同時に行う。
- イ攻撃対象のWebサイトのログインパスワードを解読するために、ブルートフォースによるログイン試行を、多数のスマートフォン、IoT機器などから成るボットネットを踏み台にして一斉に行う。
- ウ攻撃対象のサーバに大量のレスポンスが同時に送り付けられるようにするために、多数のオープンリゾルバに対して、送信元IPアドレスを攻撃対象のサーバのIPアドレスに偽装した名前解決のリクエストを一斉に送信する。
- エ攻撃対象の組織内の多数の端末をマルウェアに感染させ、当該マルウェアを遠隔操作することによってデータの改ざんやファイルの消去を一斉に行う。
正解と解説
正解:ア 攻撃対象のWebサーバ1台に対して、多数のPCから一斉にリクエストを送ってサーバのリソースを枯渇させる攻撃と、大量のDNS通信によってネットワークの帯域を消費する攻撃を同時に行う。
マルチベクトル型DDoS攻撃は、性質の異なる複数の攻撃手法(ベクトル)を同時に組み合わせて仕掛けるDDoS攻撃である。サーバの処理資源を狙う攻撃と回線帯域を埋め尽くす攻撃を併用されると、単一の対策では防ぎきれず、防御側の負担が大きくなる。
選択肢ごとの解説
- ア正しい。サーバ資源枯渇と帯域消費という異なる種類の攻撃を同時に行っており、複数ベクトルの組合せである。
- イボットネットを使ったパスワード解読はブルートフォース攻撃であり、DDoS攻撃ではない。
- ウ送信元を詐称して多数のオープンリゾルバに問い合わせるのはDNSリフレクタ攻撃で、単一のベクトルによるDDoSである。
- エマルウェアを遠隔操作してデータを改ざん・消去するのは破壊活動であり、サービス妨害を狙うDDoSとは異なる。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。