システム監査基準(平成30年)に基づくシステム監査において,リスクに基づく監査計画の策定(リスクアプローチ)で考慮すべき事項として,適切なものはどれか。
リスクアプローチはリスクの変動を踏まえ資源を重点配分する
選択肢
- ア監査対象の不備を見逃して監査の結論を誤る監査リスクを完全に回避する監査計画を策定する。
- イ情報システムリスクの大小にかかわらず,全ての監査対象に対して一律に監査資源を配分する。
- ウ情報システムリスクは,情報システムに係るリスクと,情報の管理に係るリスクの二つに大別されることに留意する。
- エ情報システムリスクは常に一定ではないことから,情報システムリスクの特性の変化及び変化がもたらす影響に留意する。
正解と解説
正解:エ 情報システムリスクは常に一定ではないことから,情報システムリスクの特性の変化及び変化がもたらす影響に留意する。
リスクアプローチは、リスクの大きい領域に監査資源を重点配分する考え方である。情報システムリスクは技術や事業環境の変化とともに常に変動するため、その特性の変化と影響に留意して監査計画を見直す必要がある。よってエが適切。監査リスクは低減はできても完全な回避はできず、一律の資源配分はリスクアプローチの考え方に反する。
選択肢ごとの解説
- ア監査リスクは合理的な水準まで低減する対象であり、完全な回避はできない。
- イ一律配分ではリスクの大きい領域を厚く見るというリスクアプローチが成り立たない。
- ウ二分類に留意すること自体が計画策定上の主眼ではなく、リスクの大きさに応じた配分が本質。
- エ正しい。リスクは変動するため、その変化と影響を踏まえて計画する。
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最終更新:2026-08-25/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。