アクティビティ図とは?
アクティビティ図とは、処理の流れを開始から終了まで順に表すUMLの振る舞い図。条件分岐、並行処理の分岐と合流、担当者ごとの区切り(パーティション、いわゆるスイムレーン)を表現でき、業務フローの記述に向く点がFEで問われる。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2024年度)。
あくてぃびてぃず
アクティビティ図の意味
処理の流れを開始から終了まで順に表すUMLの振る舞い図。条件分岐、並行処理の分岐と合流、担当者ごとの区切り(パーティション、いわゆるスイムレーン)を表現でき、業務フローの記述に向く点がFEで問われる。
アクティビティ図の具体例
「申請する→上長が承認する→(承認なら)経理が処理する/(却下なら)申請者へ差し戻す」という流れを、菱形の分岐と矢印で描く。縦の区切りで「申請者」「上長」「経理」のレーンを分ければ、誰の作業かも一目で分かる。
アクティビティ図は試験でどう引っ掛けられる?
従来のフローチャートと似ているが、太い横棒で並行処理の開始と終了を表せる点が大きな違い。オブジェクトの状態変化を表すステートマシン図とは、着目対象(処理の流れか、状態か)が異なる。
アクティビティ図と関連する用語
アクティビティ図が出た過去問
業務要件定義において,業務フローを記述する際に,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐・並行処理・同期を表せる業務フロー図
アクティビティ図は処理の流れを表すUMLの図で、条件による分岐と合流のほか、フォークとジョインによって複数の処理が並行して進む様子や、その同期を表現できる。業務フローの記述に適している。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)業務プロセスを可視化する手法としてUMLを採用した場合の活用シーンはどれか。
正解:複数の観点でプロセスを表現するために,目的に応じたモデル図法を使用し,オブジェクトモデリングのために標準化された記述ルールで表現する。
要点:UMLは複数の図法で多角的にモデル化する標準記述ルール。
UMLはオブジェクト指向のモデリングのために標準化された記述ルールをもち、クラス図・ユースケース図・アクティビティ図など複数の図法を備えている。業務プロセスの可視化では、目的に応じてこれらの図を使い分け、構造・振る舞いなど複数の観点から表現できる点が特徴である。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:業務フローの分岐・並行・同期はアクティビティ図で表す
アクティビティ図は、処理の流れを開始から終了まで順に表し、条件による分岐や合流、並行して行う処理の分割と同期をフォークやジョインで表現できる。このため業務の手順を可視化する業務フローの記述に適している。誰が行うかをレーンで区切って示すこともできる。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)UMLの図のうち、業務要件定義において、業務フローを記述する際に使用する、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。
正解:アクティビティ図
要点:アクティビティ図は分岐・並行・同期を含む処理の流れを表す
アクティビティ図は処理の流れを表すUMLの図で、判断ノードによる分岐、フォークとジョインによる並行処理と同期を表現できる。業務フローの記述に適しており、業務要件定義でよく用いられる。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問66(IPA)UMLのアクティビティ図の特徴はどれか。
正解:多くの並行処理を含むシステムの、オブジェクトの振る舞いが記述できる。
要点:アクティビティ図は並行処理を含む処理の流れを表す
アクティビティ図は、処理の流れを開始から終了まで順序立てて表す振る舞い図である。フォークとジョインによって並行して進む処理を明示できるため、並行処理を多く含むシステムの振る舞いの記述に向いている。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。