インタフェースとは?
インタフェースとは、「何ができるか」だけを規定し、「どうやるか」は実装クラスに委ねる仕様の枠組み。設計上は、モジュール間の接点を約束事として固定し、実装の差し替えを可能にする役割を持つ。広義にはモジュール間で受け渡す引数や戻り値の取り決めも指す。
応用情報技術者試験の過去問では19回出題されています(2016年度〜2025年度)。
いんたふぇーす
インタフェースの意味
「何ができるか」だけを規定し、「どうやるか」は実装クラスに委ねる仕様の枠組み。設計上は、モジュール間の接点を約束事として固定し、実装の差し替えを可能にする役割を持つ。広義にはモジュール間で受け渡す引数や戻り値の取り決めも指す。
インタフェースの具体例
「印刷できる」インタフェースを定義しておけば、プリンタ出力クラスもPDF出力クラスも同じ呼び出しで扱える。テスト時だけ何もしないダミー実装に差し替える、といった置き換えも呼び出し側を変えずにできる。
インタフェースは試験でどう引っ掛けられる?
画面のユーザインタフェース(UI)と、プログラム間の接点としてのインタフェースが同じ語で出題される。文脈で読み分けること。また、実装を持たないのが原則なので「共通処理を書ける」と誤答しやすい。
インタフェースと関連する用語
インタフェースが出た過去問
ソフトウェアの機能量に着目して開発規模を見積もるファンクションポイント法で,調整前FPを求めるために必要となる情報はどれか。
正解:画面数
要点:FP法は外部入出力など利用者から見える機能の数と複雑さで測る。
ファンクションポイント法は、利用者から見た機能の数と複雑さから開発規模を測る手法である。外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルといった機能を数え、複雑さに応じた重み付けをして調整前FPを算出する。画面のような外部入出力の数が数え上げの対象となる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは機能をサービス単位に分け組合せで構成する
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務システムの機能を利用者から見て意味のある単位の「サービス」として独立させ、それらを組み合わせてシステムを構成する考え方です。サービスは標準的なインタフェースで公開されるため、業務プロセスの変更に合わせて組み替えたり、他システムと連携させたりしやすくなります。ERPやフィット&ギャップ分析とは目的も対象も異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)SOAを説明したものはどれか。
正解:ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
要点:SOAは業務機能をサービス部品として組み合わせる設計
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務上の機能を独立した「サービス」という部品として実装し、それらを組み合わせてシステムを構築する設計思想である。サービスは標準的なインタフェースで呼び出せるため再利用しやすく、業務プロセスの変更にも組替えで対応しやすい。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)著作権法で保護されるものはどれか。
正解:コンパイラのプログラム
要点:著作権法はプログラムを守るが言語・規約・解法は対象外
著作権法はプログラムを著作物として保護するが、同法はプログラム言語、規約(プロトコル・インタフェース)、解法(アルゴリズム)には保護が及ばないと明記している。したがって具体的に記述されたコンパイラのプログラムは保護対象だが、他の3つは対象外である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは業務機能を独立したサービスに分け組み合わせて構築する
SOA(Service Oriented Architecture)は、業務システムの機能を利用者から見た意味のある単位で独立した「サービス」に分割し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方である。サービス単位が業務プロセスと対応付けやすく、標準的なインタフェースを介して他のソフトウェアとも連携しやすいという利点がある。よってエが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。