コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備とは?
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備とは、あらかじめ特定した既知のリスクが実際に発生した場合に、どのように対応するかを定めた計画(コンティンジェンシー計画)と、そのリスク対応にあてるために確保しておく予算・時間の余裕(コンティンジェンシー予備)。未知のリスクに備える「マネジメント予備」とは区別される。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
こんてぃんじぇんしーけいかく・こんてぃんじぇんしーよび
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備の意味
あらかじめ特定した既知のリスクが実際に発生した場合に、どのように対応するかを定めた計画(コンティンジェンシー計画)と、そのリスク対応にあてるために確保しておく予算・時間の余裕(コンティンジェンシー予備)。未知のリスクに備える「マネジメント予備」とは区別される。
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備の具体例
「主要メンバーが途中離脱するリスク」に備え、代替要員の確保費用をあらかじめ予算に組み込んでおき(コンティンジェンシー予備)、実際に離脱が起きた場合の対応手順(コンティンジェンシー計画)を事前に定めておく。
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備は試験でどう引っ掛けられる?
コンティンジェンシー予備は「特定済みのリスク」に対する備えであり、予期しない未知のリスクに対する「マネジメント予備」とは性質が異なる。
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備と関連する用語
コンティンジェンシー計画・コンティンジェンシー予備が出た過去問
プロジェクトマネジメントにおいて、コンティンジェンシー計画を作成するプロセスはどれか。
正解:リスクへの対応
要点:コンティンジェンシー計画はリスク対応プロセスで作成する
コンティンジェンシー計画は、特定したリスクが実際に発生した場合に備えてあらかじめ用意しておく対応策であり、リスクへの対応(リスク対応の計画)のプロセスで作成される。リスクの特定はリスクを洗い出す段階、リスクの評価は発生確率と影響度から優先順位を付ける段階であり、具体的な対策を決めるのはその後の対応プロセスである。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)EVMを使用してマネジメントをしているプロジェクトで,進捗に関する指標値は次のとおりであった。このプロジェクトに対する適切な評価と対策はどれか。 〔進捗に関する…
正解:コストが予算を超えているので,完成時総予算を超過するおそれがあるが,スケジュールには余裕があるので,残作業のコスト効率を上げる対策を検討するか,コンティンジェンシー予備費の使用を検討する。
要点:CPI<1は予算超過、SPI>1は日程前倒し、TCPI>1は効率改善が必要
CPIが1未満(0.9)なのでコストの効率が計画を下回り、予算を超過ぎみである。一方SPIが1を超える(1.1)のでスケジュールは計画より進んでいる。さらにTCPIが1.2ということは、完成時総予算内に収めるには残作業を計画以上の効率でこなす必要があるという意味なので、効率改善策かコンティンジェンシー予備の使用を検討することになる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問52(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。