テストデータ法とITF(統合テスト施設法)とは?
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)とは、テストデータ法は、監査人が用意した検証用データを対象プログラムに処理させ、出力が期待どおりかでコントロールの有効性を確かめる技法。ITFは本番環境内に監査用のダミー部門や口座を設け、本番処理の流れに監査データを混ぜて検証する発展形である。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
てすとでーたほうととうごうてすとしせつほう
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)の意味
テストデータ法は、監査人が用意した検証用データを対象プログラムに処理させ、出力が期待どおりかでコントロールの有効性を確かめる技法。ITFは本番環境内に監査用のダミー部門や口座を設け、本番処理の流れに監査データを混ぜて検証する発展形である。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)の具体例
与信限度額チェックを検証するため、限度額ちょうど・1円超過・大幅超過の3件を投入し、超過分だけがエラーリストに載ることを確認する。ITFなら本番の夜間バッチに監査用得意先コードの伝票を紛れ込ませ、実際の処理経路のまま結果を追跡する。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)は試験でどう引っ掛けられる?
ITFは本番データに監査用データが混入するため、決算前に必ず除去する手当てが要る。「本番と同じ経路で試せる」利点と「本番を汚す」欠点はセットで問われる。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)と関連する用語
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)が出た過去問
販売管理システムにおいて、起票された受注伝票の入力が、漏れなく、かつ、重複することなく実施されていることを確かめる監査手続として、適切なものはどれか。
正解:販売管理システムから出力したプルーフリストと受注伝票との照合が行われているか、プルーフリストと受注伝票上の照合印を確かめる。
要点:入力の網羅性はプルーフリストと伝票の照合で確かめる
入力の網羅性と重複がないことを確かめるには、入力された結果の一覧と入力元の伝票とを突き合わせる統制が機能しているかを確認すればよい。プルーフリストと受注伝票の照合が実施され、照合印が押されていることを確かめる手続がこれに当たる。テストデータ法や並行シミュレーション法はプログラムの処理内容の正確性を検証する手続であり、入力の網羅性そのものは確認できない。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)システム監査における"監査手続"として,最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について,十分かつ適切な証拠を入手するための手続
要点:監査手続は十分かつ適切な監査証拠を入手するための具体的手順
監査手続とは、監査項目について結論を裏付けるだけの十分かつ適切な監査証拠を集めるための、具体的な手順のことである。点検法・質問法・突合法・テストデータ法などを、監査項目に応じて組み合わせて実施する。監査計画の立案や報告書の作成は、監査手続そのものではなく前後の工程にあたる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。