トレーサビリティ(要件追跡)とは?
トレーサビリティ(要件追跡)とは、個々の要求事項が、どの設計項目・どのモジュール・どのテストケースに対応するかを双方向にたどれる状態にしておくこと。要件の変更時に影響範囲を特定でき、テストの網羅性も示せる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
とれーさびりてぃ
トレーサビリティ(要件追跡)の意味
個々の要求事項が、どの設計項目・どのモジュール・どのテストケースに対応するかを双方向にたどれる状態にしておくこと。要件の変更時に影響範囲を特定でき、テストの網羅性も示せる。
トレーサビリティ(要件追跡)の具体例
要件ID・設計書の章番号・テストケースIDを対応付けたトレーサビリティマトリクスを作り、要件変更のたびに影響するテストを機械的に洗い出す。
トレーサビリティ(要件追跡)は試験でどう引っ掛けられる?
前方追跡(要件→設計→テスト)だけで足りると思いがちだが、トレーサビリティは双方向で、テストやコードから要件へ遡れることも要る(根拠のない実装=要件に紐づかない機能を見つけるため)。版と関係を統制する構成管理とは別物で、トレーサビリティは要件と成果物の対応付けを扱う。
トレーサビリティ(要件追跡)と関連する用語
トレーサビリティ(要件追跡)が出た過去問
システム要件定義プロセスにおいて、トレーサビリティが確保されていることを説明した記述として、適切なものはどれか。
正解:利害関係者の要求の根拠と成果物の相互関係が文書化されており、開発の途中で生じる仕様変更をシステムに求められる品質に立ち返って検証できる。
要点:トレーサビリティは要求と成果物の対応を追跡できること
トレーサビリティとは、要求とそれを実現する成果物との対応関係を追跡できることをいう。利害関係者の要求がどこから生じ、どの設計や実装に結び付いているかが文書化されていれば、途中で仕様変更が起きても、元の要求や求められる品質に立ち返って妥当性を検証できる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。