バージョン管理とは?
バージョン管理とは、ソースコードなどの変更履歴を記録し、過去の状態への復元や複数人による変更の統合を可能にする仕組み。構成管理を実現する具体的な手段。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2021年度〜2025年度)。
ばーじょんかんり
バージョン管理の意味
ソースコードなどの変更履歴を記録し、過去の状態への復元や複数人による変更の統合を可能にする仕組み。構成管理を実現する具体的な手段。
バージョン管理の具体例
複数の開発者が同じソースコードを編集する際、誰がいつどこを変更したかを記録し、必要であれば変更前の状態に戻せるようにする。
バージョン管理は試験でどう引っ掛けられる?
構成管理という広い活動の中の一手段。成果物を識別して整合性を保つ全体が構成管理、変更要求を審査・承認する手続きが変更管理で、履歴を残して復元できるようにするのがバージョン管理である。
バージョン管理と関連する用語
バージョン管理が出た過去問
分散開発環境において、各開発者のローカル環境に全履歴を含んだ中央リポジトリの完全な複製をもつことによって、中央リポジトリにアクセスできないときでも履歴の調査や変…
正解:Git
要点:Gitは全履歴をローカルに複製する分散型バージョン管理
Gitは分散型バージョン管理システムで、各開発者の手元に全履歴を含むリポジトリの完全な複製を持つ。そのため中央リポジトリへ接続できない状態でも、履歴の参照やコミットをローカルで行える。他の選択肢はいずれも中央のサーバに履歴を集約する集中型のツールである。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問18(IPA)IaC(Infrastructure as Code)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアによる自動実行を可能にするために、システムの構成や状態をコードに定義すること
要点:IaCはインフラの構成・状態をコードで定義し自動化する
IaCは、サーバやネットワークなどインフラの構成や状態をコードとして記述し、ツールで自動的に構築・変更できるようにする考え方である。コードなのでバージョン管理やレビューができ、同じ環境を繰り返し再現できる。手作業による構築ミスや環境差異を減らせる点が利点である。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14(IPA)分散開発環境において、各開発者のローカル環境に全履歴を含んだ中央リポジトリの完全な複製をもつことによって、中央リポジトリにアクセスできないときでも履歴の調査や変…
正解:Git
要点:Gitは全履歴をローカルに複製する分散型バージョン管理
Gitは分散型バージョン管理システムで、クローンした時点で各開発者のローカルに全履歴を含むリポジトリの複製ができる。そのためネットワークが使えなくても、履歴の閲覧、差分の確認、コミットの記録をローカルだけで行える。他の3つは中央のサーバに履歴を置く集中型で、サーバへ接続できないとこれらの操作ができない。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問19(IPA)IaC(Infrastructure as Code)の説明として、適切なものはどれか。
正解:システムの構成、設定などをプログラムとして記述し、専用のソフトウェアがその内容に従って自動的にシステムに適用する。
要点:IaCはインフラの構成をコードで記述しツールが自動適用する
IaCは、サーバやネットワークなどのインフラの構成・設定をコードとして記述し、専用のツールがその記述どおりに環境を自動構築・適用する考え方である。手作業を排するので再現性が高く、構成をバージョン管理でき、同じ環境を何度でも同一に作り直せる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。