ビッグデータとは?
ビッグデータとは、量(Volume)、多様性(Variety)、生成速度(Velocity)の3つのVで特徴づけられる、従来の仕組みでは扱いにくい大規模なデータ群。正確性(Veracity)や価値(Value)を加えて5つのVで説明されることもある。
応用情報技術者試験の過去問では11回出題されています(2017年度〜2024年度)。
びっぐでーた
ビッグデータの意味
量(Volume)、多様性(Variety)、生成速度(Velocity)の3つのVで特徴づけられる、従来の仕組みでは扱いにくい大規模なデータ群。正確性(Veracity)や価値(Value)を加えて5つのVで説明されることもある。
ビッグデータの具体例
交通系ICカードの乗降記録を数年分ためて時間帯別の人流を推定し、ダイヤ改正やバスの増便を検討する。個々の記録は小さいが、量と粒度がそろうことで判断の質が変わる典型例になる。
ビッグデータは試験でどう引っ掛けられる?
「データ量が多いこと」だけを指すと考えると誤り。非構造データを含む多様性と、リアルタイムに近い生成速度への対応まで含む概念である。利用時の匿名加工の要否も併せて問われる。
ビッグデータと関連する用語
ビッグデータが出た過去問
ビッグデータ分析の手法の一つであるデシジョンツリーを活用してマーケティング施策の判断に必要な事象を整理し、発生確率の精度を向上させた上で二つのマーケティング施策…
正解:施策b、利益増加額の期待値82億円
要点:デシジョンツリーは末端から期待値を戻して最良枝を選ぶ
後ろから期待値を計算する。施策bでは、確率0.3の枝で追加費用40億円を投じると0.4×150+0.6×100-40=80億円となり、追加しない場合の70億円を上回るので80億円を採る。よってbの期待値は0.3×80+0.7×140-40=122-40=82億円である。同様に施策aは0.4×70+0.6×120-30=70億円となり、bのほうが大きい。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)ビッグデータ分析の手法の一つであるデシジョンツリーを活用してマーケティング施策の判断に必要な事象を整理し、発生確率の精度を向上させた上で二つのマーケティング施策…
正解:b/82
要点:決定木は末端から期待値を遡り、途中の意思決定点では有利な枝を選ぶ
決定木は末端から遡って期待値を計算します。施策aは、確率0.4の枝で追加投資する場合の期待利益が70億円(追加しない場合の50億円より有利)、確率0.6の枝が120億円なので、0.4×70+0.6×120=100億円から初期費用30億円を引いて70億円です。施策bは、0.3の枝で追加投資する場合が80億円、0.7の枝が140億円なので、0.3×80+0.7×140=122億円から初期費用40億円を引いて82億円となり、bが有利です。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)ビッグデータを有効活用し、事業価値を生み出す役割を担う専門人材であるデータサイエンティストに求められるスキルセットを表の三つの領域と定義した。データサイエンス力…
正解:分析要件に応じ、決定木分析、ニューラルネットワークなどのモデリング手法の選択、モデルへのパラメタの設定、分析結果の評価ができる。
要点:データサイエンス力は統計・機械学習でモデルを選び評価する力
データサイエンス力は、統計学や機械学習といった情報科学の知識を使って、予測・検定・関係性の把握やデータの加工・可視化を行う力と定義されている。決定木分析やニューラルネットワークといったモデリング手法を選び、パラメタを設定し、結果を評価する能力はまさにこの領域に当たる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)ビッグデータの利活用を促す取組の一つである情報銀行の説明はどれか。
正解:事業者が、個人との契約などに基づき個人情報を預託され、当該個人の指示又は指定した条件に基づき、データを他の事業者に提供できるようにする取組
要点:情報銀行は本人の指示に基づき預かった個人データを提供する
情報銀行は、本人との契約に基づいて個人情報を預かり、本人の指示や本人があらかじめ定めた条件に従って、そのデータを他の事業者へ提供する事業である。本人が自分のデータの流通先をコントロールできる点が特徴で、データの利活用と本人関与の両立をねらう仕組みである。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)ビッグデータ分析の手法の一つであるデシジョンツリーを活用してマーケティング施策の判断に必要な事象を整理し、発生確率の精度を向上させた上で二つのマーケティング施策…
正解:施策b、期待値82億円
要点:決定木は末端から期待値を求め、意思決定点では最大値を採る
枝の先に意思決定の分岐がある場合は、その時点で期待値の高いほうを選ぶものとして計算する。施策aは追加投資の枝が70、他方が120で、0.4×70+0.6×120-30=70となる。施策bは追加投資の枝が80、他方が140で、0.3×80+0.7×140-40=82となり、施策bが有利である。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。