リンクアグリゲーションとVRRPとは?
リンクアグリゲーションとVRRPとは、いずれもネットワークの冗長化技術。リンクアグリゲーションは複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとして扱い、帯域の増加と障害時の縮退運転を両立する。VRRPは複数ルータで仮想IPアドレスを共有し、現用機が停止したら待機機が引き継いでデフォルトゲートウェイを維持する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2024年度)。
りんくあぐりげーしょんとぶいあーるあーるぴー
リンクアグリゲーションとVRRPの意味
いずれもネットワークの冗長化技術。リンクアグリゲーションは複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとして扱い、帯域の増加と障害時の縮退運転を両立する。VRRPは複数ルータで仮想IPアドレスを共有し、現用機が停止したら待機機が引き継いでデフォルトゲートウェイを維持する。
リンクアグリゲーションとVRRPの具体例
サーバとスイッチ間を1Gbps×4本で束ねると論理4Gbpsになり、1本切れても3本で動き続ける。出口ルータを2台にしてVRRPで仮想IPを持たせれば、端末側の設定を変えずに片系故障を数秒で吸収でき、RTOを短縮できる。
リンクアグリゲーションとVRRPは試験でどう引っ掛けられる?
束ねても単一セッションの速度は1リンク分が上限で、複数フローがハッシュで分散されて初めて合計帯域に近づく。「4本束ねたので1つの大容量転送が4倍速くなる」は誤り。VRRPは負荷分散ではなく、原則として現用・待機の切替である点も混同されやすい。
リンクアグリゲーションとVRRPと関連する用語
リンクアグリゲーションとVRRPが出た過去問
ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。
正解:VRRP
要点:VRRPは複数ルータを仮想的に1台に見せて冗長化する
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数の実ルータで1つの仮想ルータを構成し、代表となるルータが停止したら待機側が自動的に引き継ぐプロトコルである。端末側の設定を変えずに経路を維持できる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。
正解:VRRP
要点:ルータ冗長化のプロトコルはVRRPで仮想IPを引き継ぐ
VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数のルータで1つの仮想ルータを構成し、共通の仮想IPアドレスをデフォルトゲートウェイとして提供するプロトコルである。マスタが故障するとバックアップが仮想IPを引き継ぐため、端末側の設定を変えずに経路を維持できる。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。