商標権とは?
商標権とは、商品やサービスの出所を示す文字・図形・記号などの標識を保護する産業財産権。指定商品・指定役務の区分ごとに登録し、存続期間は10年だが更新により半永久的に維持できる。他人の登録商標と同一・類似の標識を同一・類似の区分で使うことが禁止される。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2024年度)。
しょうひょうけん
商標権の意味
商品やサービスの出所を示す文字・図形・記号などの標識を保護する産業財産権。指定商品・指定役務の区分ごとに登録し、存続期間は10年だが更新により半永久的に維持できる。他人の登録商標と同一・類似の標識を同一・類似の区分で使うことが禁止される。
商標権の具体例
自社SaaSの名称を登録する場合、第9類(ソフトウェア)と第42類(SaaSの提供)の双方を押さえないと、サービス名としての使用を他社に取られる恐れがある。音や色彩、動きの商標も登録可能で、ブランド戦略の一部として設計する。
商標権は試験でどう引っ掛けられる?
更新できるため存続期間が実質無期限である点が、有限の特許・意匠との最大の違い。また権利は「指定した区分の範囲」でしか及ばず、全業種に及ぶわけではない。継続して3年以上使用していないと不使用取消審判で取り消されうる。
商標権と関連する用語
商標権が出た過去問
日本において、産業財産権と総称される四つの権利はどれか。
要点:産業財産権は特許・実用新案・意匠・商標の4つ
産業財産権は特許庁が所管し、登録によって権利が発生する4つの権利、すなわち特許権・実用新案権・意匠権・商標権の総称です。著作権は創作した時点で自動的に発生し、登録を要件としない点で性質が異なるため、産業財産権には含まれません。この違いが選択肢を切り分ける決め手になります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)不正競争防止法の不正競争行為に該当するものはどれか。
正解:商標権のない商品名を用いたドメイン名を取得し、当該商品のコピー商品を販売し、利益を取得した。
要点:不正の目的による類似ドメイン取得や模倣品販売は不正競争にあたる
不正競争防止法は、他人の商品等表示と同一・類似のドメイン名を、不正の利益を得る目的または他人に損害を加える目的で取得・使用する行為を不正競争と定めている。また他人の商品形態の模倣品を譲渡する行為も不正競争にあたる。商品名を用いたドメイン名を取得してコピー商品を販売し利益を得る行為はこれらに該当するのでウが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問79(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。