棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)とは?
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)とは、単価の異なる仕入が混在するとき、払出原価と期末在庫の金額を決める方法。先入先出法は古い仕入から順に払い出したとみなす。移動平均法は仕入のたびに平均単価を計算し直す。総平均法は期間全体の平均単価を用い、どれを選ぶかで利益額が変わる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
たなおろししさんのひょうかほうほう
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)の意味
単価の異なる仕入が混在するとき、払出原価と期末在庫の金額を決める方法。先入先出法は古い仕入から順に払い出したとみなす。移動平均法は仕入のたびに平均単価を計算し直す。総平均法は期間全体の平均単価を用い、どれを選ぶかで利益額が変わる。
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)の具体例
単価100円で10個仕入れた後、単価140円で10個仕入れ、15個販売した場合、先入先出法の売上原価は100×10+140×5=1,700円、移動平均法は平均単価120円×15=1,800円となり、先入先出法のほうが利益が100円多く出る。
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)は試験でどう引っ掛けられる?
物価が上昇している局面では、先入先出法は古い安い原価が費用になるため利益が大きく、期末在庫は時価に近い高い金額になる。「先入先出法=実際に古い物から出荷する運用」という意味ではなく、あくまで原価計算上の仮定である。また移動平均法は仕入のたびに単価を計算し直す方法であり、期間全体で一度だけ平均を取る総平均法と取り違えやすい。
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)と関連する用語
棚卸資産の評価方法(先入先出法・移動平均法)が出た過去問
様々な需要予測モデルのもととなっている時系列モデルに関する記述として,適切なものはどれか。
正解:指数平滑法は,過去の実績値よりも直近の実績値を用いるほど予測の精度が向上すると考えられる場合に有効な手法である。
要点:指数平滑法は直近重視、移動平均法は長期トレンドの把握向き
指数平滑法は、直前の実績値と前回の予測値を平滑化定数で重み付けして次期を予測する方法である。定数を大きくするほど直近の実績を重視するので、直近の動きが予測に効くと考えられる場合に適する。移動平均法は平均する期間を長くするほど短期の変動が均され、長期のトレンドを見るのに向く。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。