逆ポーランド表記法とは?
逆ポーランド表記法とは、演算子を被演算子の後ろに置く記法。括弧を使わずに演算順序を一意に表現でき、スタックを使えば左から順に読むだけで評価できる。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
ぎゃくぽーらんどひょうきほう
逆ポーランド表記法の意味
演算子を被演算子の後ろに置く記法。括弧を使わずに演算順序を一意に表現でき、スタックを使えば左から順に読むだけで評価できる。
逆ポーランド表記法の具体例
「A+B×(C-D)」は後置記法で「ABCD-×+」。評価はスタックにオペランドを積み、演算子が来たら上位2つを取り出して計算し結果を積み直す。
逆ポーランド表記法は試験でどう引っ掛けられる?
前置記法(ポーランド記法)は演算子が前に来る。「逆」が付く方が後置であることを取り違えやすい。
逆ポーランド表記法と関連する用語
逆ポーランド表記法が出た過去問
逆ポーランド表記法で表された式を評価する場合、途中の結果を格納するためのスタックを用意し、式の項や演算子を左から右に順に入力し処理する。スタックが図の状態のとき…
正解:C 演算子 D
要点:RPNは演算子で上位2つをポップ、後から出た方が左項
逆ポーランド表記法の評価では、演算子が現れるとスタックから2つ取り出して演算し、結果を積み直します。先に取り出されるのはスタックの最上位である D で、次が C です。二項演算では先に取り出した値が右側の被演算数になるため、中置表記に直すと C 演算子 D となります。引き算や割り算のように順序が結果に影響する演算では、この向きの取り違えが誤答に直結します。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3(IPA)式A+B×Cの逆ポーランド表記法による表現として、適切なものはどれか。
正解:ABC×+
要点:後置記法は演算子を被演算数の後ろに置いて書く
逆ポーランド表記法(後置記法)は、演算子を2つの被演算数の後ろに置く書き方である。A+B×Cは乗算が先なのでB C ×が先に確定し、その結果とAを加算するのでA(BC×)+という並びになる。まとめるとABC×+である。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問3(IPA)逆ポーランド表記法(後置記法)で表現されている式ABCD-×+において、A=16、B=8、C=4、D=2のときの演算結果はどれか。逆ポーランド表記法による式AB…
正解:32
要点:後置記法は演算子の直前2項に適用して順に評価する
後置記法は、オペランドが並んだ直後の演算子をその直前2項に適用して評価する。ABCD-×+では、まずC-D=4-2=2、次にB×2=8×2=16、最後にA+16=16+16=32となる。よって演算結果は32である。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3(IPA)式A+B×Cの逆ポーランド表記法による表現として、適切なものはどれか。
正解:ABC×+
要点:後置記法は演算子を被演算子の後ろに置き、優先順位を並び順で表す
逆ポーランド表記法(後置記法)では、演算子を2つの被演算子の後ろに置く。A+B×Cは乗算が優先なのでまずB×Cを「BC×」と書き、その結果とAを加算するので「A」「BC×」「+」と並べて「ABC×+」となる。演算子の位置と優先順位の反映が判断の要点である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。