BOM(部品表)とは?
BOM(部品表)とは、製品を構成する部品・材料の親子関係と員数を定義したデータ。設計用と製造用があり、所要量計算や原価計算の基礎になる。生産系システムを整備する際に最初に整合させるべき基準データとして問われる。
応用情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2024年度)。
ぶひんひょう
BOM(部品表)の意味
製品を構成する部品・材料の親子関係と員数を定義したデータ。設計用と製造用があり、所要量計算や原価計算の基礎になる。生産系システムを整備する際に最初に整合させるべき基準データとして問われる。
BOM(部品表)の具体例
設計変更で部品を1つ置き換えたのに製造用の部品表へ反映されず、旧部品を発注し続けて滞留在庫が生じる。設計用と製造用の変換ルールと変更管理の窓口を定め、設計変更番号で両者を紐づける仕組みを整える。
BOM(部品表)は試験でどう引っ掛けられる?
単なる部品の一覧ではなく、階層構造と有効日付を持つ点が要。設計部門と製造部門が別々に管理すると不整合が生じ、所要量計算の結果そのものが信用できなくなり、生産計画全体が崩れる。
BOM(部品表)と関連する用語
BOM(部品表)が出た過去問
ある期間の生産計画において、図の部品表で表される製品Aの需要量が10個であるとき、部品Dの正味所要量は何個か。ここで、ユニットBの在庫残が5個、部品Dの在庫残が…
正解:90
要点:所要量展開は上位の在庫を引いてから下位へ展開する
製品Aが10個なので、ユニットBの総所要量は4×10=40個ですが、在庫5個を差し引いて正味40−5=35個を作ります。ユニットCは1×10=10個です。部品Dはユニット1個あたりBに3個、Cに1個必要なので、3×35+1×10=115個が総所要量となり、在庫25個を引いて正味所要量は90個です。上位の在庫を先に差し引いてから下位の所要量を計算する順序が要点です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問71(IPA)ある期間の生産計画において,表の部品表で表される製品Aの需要量が10個であるとき,部品Dの正味所要量は何個か。ここで,ユニットBの在庫残が5個,部品Dの在庫残が…
正解:90
要点:正味所要量は上位品目の在庫を差し引いてから下位へ展開する。
製品A10個にはユニットBが40個必要だが在庫5個があるので正味35個、ユニットCは10個必要で在庫がないのでそのまま10個となる。部品DはユニットB1個当たり3個、ユニットC1個当たり1個必要なので、35×3+10×1=115個が総所要量である。部品Dの在庫25個を差し引くと、正味所要量は90個となる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)PDM(Product Data Management)の目的はどれか。
正解:図面・部品構成データ、仕様書データなどの設計及び開発の段階で発生する情報を一元管理することによって、設計業務及び開発業務の効率を向上させる。
要点:PDMは図面や部品構成など設計開発情報を一元管理する
PDM(Product Data Management)は、設計図面や部品構成表(BOM)、仕様書といった製品にまつわる情報を一元的に管理し、版数管理や変更履歴の追跡を行う仕組みである。設計・開発の各段階で発生する情報の散在や不整合を防ぎ、業務の効率を高めることを目的とする。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)XMLにおいて、XML宣言中で符号化宣言を省略できる文字コードはどれか。
正解:UTF-16
要点:XMLで符号化宣言を省略できるのはUTF-8とUTF-16
XML宣言のencoding属性(符号化宣言)を省略できるのは、XMLプロセッサが既定で認識できるUTF-8とUTF-16だけです。UTF-16はBOMの有無とバイト並びから判別できるため宣言が不要です。それ以外の文字コードは明示しないと正しく解釈されません。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問7(IPA)ソフトウェアのセキュリティ管理に使用されるSBOMはどれか。
正解:ソフトウェアを構成するコンポーネント、相互の依存関係などをリスト化した一覧
要点:SBOMはソフトウェアの構成部品と依存関係の一覧(部品表)
SBOM(Software Bill of Materials)は、ソフトウェアを構成する部品、つまり利用しているライブラリやコンポーネントとそのバージョン、依存関係を一覧にしたものである。脆弱性が公表されたとき、自社製品に影響するかを迅速に判断できるようにすることが主な狙いである。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問43(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。