DNSキャッシュポイズニングとは?
DNSキャッシュポイズニングとは、DNSサーバが一時的に保持している名前解決の結果(キャッシュ)に、偽のドメイン名とIPアドレスの対応情報を不正に混入させ、利用者を偽サイトへ誘導する攻撃手法。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
でぃーえぬえすきゃっしゅぽいずにんぐ
DNSキャッシュポイズニングの意味
DNSサーバが一時的に保持している名前解決の結果(キャッシュ)に、偽のドメイン名とIPアドレスの対応情報を不正に混入させ、利用者を偽サイトへ誘導する攻撃手法。
DNSキャッシュポイズニングの具体例
正規の銀行サイトのドメイン名に対応するIPアドレスを偽サイトのものへすり替えられると、利用者が正しいURLを入力していても偽サイトに誘導され、フィッシング被害に遭ってしまう。
DNSキャッシュポイズニングは試験でどう引っ掛けられる?
汚染されるのはキャッシュDNSサーバであって、利用者の端末やWebサーバではない。利用者側は正しいドメイン名を入力しており、URLを見ても気づけない点がフィッシングメールのリンク(URL自体が偽物)との分岐点。対策はDNSSEC(応答にデジタル署名を付けて正当性を検証する)や問い合わせ時の識別子・送信元ポートのランダム化であって、通信路の暗号化やパスワードの強化では防げない。
DNSキャッシュポイズニングと関連する用語
DNSキャッシュポイズニングが出た過去問
企業のDMZ上で1台のDNSサーバを,インターネット公開用と,社内のPC,サーバからの名前解決の問合せに対応する社内用とで共用している。このDNSサーバが,DN…
正解:社内の利用者が,インターネット上の特定のWebサーバを参照しようとすると,本来とは異なるWebサーバに誘導される。
要点:キャッシュポイズニングは偽のアドレスで別サーバへ誘導する
DNSキャッシュポイズニングは、DNSサーバのキャッシュに偽の名前解決情報を仕込む攻撃である。汚染されたサーバに問い合わせた利用者は、正規のドメイン名を入力しても攻撃者が用意した別のサーバへ誘導されてしまう。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)企業のDMZ上で1台のDNSサーバを、インターネット公開用と、社内のPC及びサーバからの名前解決の問合せに対応する社内用とで共用している。このDNSサーバが、D…
正解:社内の利用者が、インターネット上の特定のWebサーバにアクセスしようとすると、本来とは異なるWebサーバに誘導される。
要点:DNSキャッシュポイズニングは偽の名前解決で別サイトへ誘導
DNSキャッシュポイズニングは、DNSサーバのキャッシュに偽のドメイン名とIPアドレスの対応を覚え込ませる攻撃である。汚染されたキャッシュを参照した利用者は、正規のサイト名を入力しても攻撃者が用意した別のサーバへ誘導され、フィッシングやマルウェア感染の被害につながる。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)DNSキャッシュポイズニング攻撃に対して有効な対策はどれか。
正解:DNS問合せに使用するDNSヘッダー内のIDを固定せずにランダムに変更する。
要点:キャッシュポイズニング対策はIDと送信元ポートのランダム化
DNSキャッシュポイズニングは、正規の応答が返る前に偽の応答を差し込んでキャッシュを汚染する攻撃で、攻撃者は問合せのトランザクションIDと送信元ポート番号を推測する必要がある。したがってIDを毎回ランダムに変え、あわせて送信元ポート番号もランダム化(ソースポートランダマイゼーション)すると、推測の難度が跳ね上がり攻撃が困難になる。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)企業のDMZ上で1台のDNSサーバを、インターネット公開用と、社内のPC及びサーバからの名前解決の問合せに対応する社内用とで共用している。このDNSサーバが、D…
正解:社内の利用者が、インターネット上の特定のWebサーバにアクセスしようとすると、本来とは異なるWebサーバに誘導される。
要点:キャッシュ汚染は名前解決を偽り利用者を別サーバへ誘導する
DNSキャッシュポイズニングは、キャッシュDNSサーバに偽の名前解決結果を覚え込ませる攻撃である。汚染されたキャッシュを参照した利用者は、正規のドメイン名を入力しても攻撃者が用意した別のサーバのIPアドレスを返されるため、意図しないWebサーバへ誘導されてしまう。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。