ロードバランシングとは?
ロードバランシングとは、複数のサーバに処理要求を振り分け、特定のサーバへの負荷集中を防ぐ仕組み。全体としての処理能力を高め、1台の故障時にも他のサーバで処理を継続しやすくする。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています。
ろーどばらんしんぐ
ロードバランシングの意味
複数のサーバに処理要求を振り分け、特定のサーバへの負荷集中を防ぐ仕組み。全体としての処理能力を高め、1台の故障時にも他のサーバで処理を継続しやすくする。
ロードバランシングの具体例
アクセスの多いWebサービスでは、利用者からの要求をロードバランサが複数台のWebサーバに均等に振り分けることで、特定サーバへのアクセス集中による応答遅延を防いでいる。
ロードバランシングは試験でどう引っ掛けられる?
負荷分散(複数台で同時に処理を分担)とフェールオーバー(待機系へ切り替える)は別の仕組みで、混同しやすい。また同じ利用者を同じサーバに固定するスティッキーセッションを使うと、均等分散は崩れる(セッション情報の共有と分散効率はトレードオフ)。ロードバランサ自体を冗長化しなければ、そこが単一障害点になる。
ロードバランシングと関連する用語
ロードバランシングが出た過去問
Webシステムにおいて、ロードバランサ(負荷分散装置)が定期的に行っているアプリケーションレベルの稼働監視に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:Webサーバの特定のURLにアクセスし、その結果に含まれる文字列が想定値と一致するかどうかを確認する。
要点:アプリ監視はURL応答の内容まで期待値と照合する
ロードバランサのヘルスチェックには階層があり、pingによる疎通確認(ネットワーク層)、TCPポートへの接続確認(トランスポート層)、実際のHTTPリクエストの応答内容を確認する方法(アプリケーション層)に分けられる。アプリケーションレベルの監視とは、特定のURLへHTTPアクセスし、応答コードや応答本文に含まれる文字列が期待値どおりかまで検査するものである。これによってプロセスは生きているがアプリケーションが正しく動いていない状態も検出できる。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問6(IPA)サーバの負荷分散に使われるDNSラウンドロビンに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:DNSにおいて、一つのサーバ名に対して複数のサーバのIPアドレスを割り当てることによって実現する。
要点:DNSラウンドロビンは1名前に複数IPを割り当て順に返す
DNSラウンドロビンは、1つのホスト名(Aレコード)に複数サーバのIPアドレスを登録し、問合せのたびに返す順序を入れ替えることでアクセス先を分散させる手法である。仕組みが単純で追加機器が不要な反面、DNSはサーバの死活や負荷を把握していないため、ダウンしたサーバのアドレスも返してしまう。負荷や稼働状況に応じた振分けが必要ならロードバランサを使う。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。