ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは?
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは、内部構造を見て経路を網羅するテスト。命令網羅は全命令を1度は通す、分岐網羅は各判定の真偽を両方通す、条件網羅は判定内の個々の条件を真偽とも取る。網羅基準の強さの順序と、カバレッジ目標を品質計画にどう置くかが問われる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
ほわいとぼっくすてすと
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)の意味
内部構造を見て経路を網羅するテスト。命令網羅は全命令を1度は通す、分岐網羅は各判定の真偽を両方通す、条件網羅は判定内の個々の条件を真偽とも取る。網羅基準の強さの順序と、カバレッジ目標を品質計画にどう置くかが問われる。
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)の具体例
カバレッジ目標を「分岐網羅80%」と決め、単体テスト完了の判定条件に入れる。数値が伸びない箇所は死にコードか設計過剰の疑いがあるため、PMは「残り20%を埋める工数」と「設計見直し」を天秤にかけて判断する。
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)は試験でどう引っ掛けられる?
網羅の強さは命令<分岐であり、条件網羅は必ずしも分岐網羅を包含しない(個々の条件を満たしても判定全体の真偽が両方出ないことがある)。100%カバレッジは「欠陥がない」証明ではない。
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)と関連する用語
ホワイトボックステスト(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)が出た過去問
自動車分野の機能安全規格ISO 26262においてテスト指標として用いられるC1カバレージの説明として、適切なものはどれか。
正解:プログラムの分岐網羅率
要点:C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅の指標
テストの網羅基準のうち、C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅を指す。C1は、各判定について真と偽の両方の分岐を少なくとも1回は通ることを求める基準で、命令網羅よりも厳しい。機能安全の規格では、要求される安全度水準に応じて達成すべき網羅率が定められている。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問24(IPA)ホワイトボックステストのテストケースを設計する際に使用する技法はどれか。
正解:条件網羅
要点:条件網羅は内部構造に着目するホワイトボックステスト技法
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造(分岐や条件)に着目してテストケースを設計する技法で、命令網羅・判定条件網羅・条件網羅・複数条件網羅などの網羅基準が用いられる。条件網羅は、判定文中の個々の条件式が真と偽の両方の値をとるようにテストケースを選ぶ基準である。一方、同値分割や限界値分析、原因-結果グラフは入出力の仕様に基づくブラックボックステストの技法である。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。