オープンリレー(第三者中継)とは?
オープンリレー(第三者中継)とは、社外の誰からでもメールの中継を受け付けてしまうメールサーバの状態。迷惑メールの発信に悪用され、自社が加害者と見なされる。攻撃を受けたというより設定の不備であり、送信時にも認証を求める仕組みで防ぐ点が問われる。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
おーぷんりれー
オープンリレー(第三者中継)の意味
社外の誰からでもメールの中継を受け付けてしまうメールサーバの状態。迷惑メールの発信に悪用され、自社が加害者と見なされる。攻撃を受けたというより設定の不備であり、送信時にも認証を求める仕組みで防ぐ点が問われる。
オープンリレー(第三者中継)の具体例
自社のメールサーバから海外あての大量の迷惑メールが送られ、取引先から「おたくのドメインのメールが届く」と苦情が来た。調査すると外部からの中継を許す設定のままで、謝罪と再発防止の説明が必要になった。
オープンリレー(第三者中継)は試験でどう引っ掛けられる?
情報が盗まれたわけではないので被害が無いと考えがちだが、自社が加害者になり、ドメインが拒否リストに載って正規のメールまで届かなくなる。攻撃ではなく設定の不備が原因である。
オープンリレー(第三者中継)と関連する用語
オープンリレー(第三者中継)が出た過去問
電子メールの送信時に,送信者を送信側のメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:SMTP-AUTHは送信側サーバで送信者を認証する
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードなどで送信者を認証する拡張仕様です。もともとのSMTPには送信者を確認する仕組みがなく、第三者中継による迷惑メールの踏み台にされる問題があったため導入されました。受信時の認証やメール本文の暗号化とは目的が異なります。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)自社の中継用メールサーバで,接続元IPアドレス,電子メールの送信者のメールアドレスのドメイン名,及び電子メールの受信者のメールアドレスのドメイン名から成るログを…
正解:接続元IPアドレス:BBB.45.67.89, 送信者ドメイン:a.b.d, 受信者ドメイン:a.b.e
要点:第三者中継は送信者も受信者も自社ドメインでない外部からの中継
第三者中継とは、自社と無関係の送信者から自社と無関係の宛先へのメールを、自社のサーバが代わりに配送してしまう状態を指す。したがって接続元が社外で、かつ送信者側・受信者側のどちらのドメインも自社のものでない記録が該当する。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。