メールサーバとは?
メールサーバは、電子メールの送信・受信・保管を行うためのサーバーである。利用者がメールを送信すると、送信側のメールサーバがSMTPを使って宛先のメールサーバへメールを転送し、受信者はPOPやIMAPといったプロトコルを使って自分宛のメールをメールサーバから取得する。企業や組織では、社内の全社員のメールを一元管理するために自社でメールサーバを運用したり、クラウド型のメールサービスを利用したりする。メールサーバの停止はビジネス上の連絡手段の停止に直結するため、可用性の確保が重要視される。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2022年度)。
メールサーバ
メールサーバの意味
メールサーバは、電子メールの送信・受信・保管を行うためのサーバーである。利用者がメールを送信すると、送信側のメールサーバがSMTPを使って宛先のメールサーバへメールを転送し、受信者はPOPやIMAPといったプロトコルを使って自分宛のメールをメールサーバから取得する。企業や組織では、社内の全社員のメールを一元管理するために自社でメールサーバを運用したり、クラウド型のメールサービスを利用したりする。メールサーバの停止はビジネス上の連絡手段の停止に直結するため、可用性の確保が重要視される。
メールサーバの具体例
会社のメールサーバが取引先からのメールを受信し、担当社員がOutlookなどのメールソフトでIMAP経由でそのメールを取得して確認する。
メールサーバは試験でどう引っ掛けられる?
送信を担うSMTPサーバと、受信・保管を担うPOP/IMAPサーバは役割が異なり、実際には複数のサーバーが連携してメールサーバ機能を構成していることが多い。
メールサーバと関連する用語
メールサーバが出た過去問
電子メールの送信時に,送信者を送信側のメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:SMTP-AUTHは送信側サーバで送信者を認証する
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードなどで送信者を認証する拡張仕様です。もともとのSMTPには送信者を確認する仕組みがなく、第三者中継による迷惑メールの踏み台にされる問題があったため導入されました。受信時の認証やメール本文の暗号化とは目的が異なります。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)自社の中継用メールサーバで,接続元IPアドレス,電子メールの送信者のメールアドレスのドメイン名,及び電子メールの受信者のメールアドレスのドメイン名から成るログを…
正解:接続元IPアドレス:BBB.45.67.89, 送信者ドメイン:a.b.d, 受信者ドメイン:a.b.e
要点:第三者中継は送信者も受信者も自社ドメインでない外部からの中継
第三者中継とは、自社と無関係の送信者から自社と無関係の宛先へのメールを、自社のサーバが代わりに配送してしまう状態を指す。したがって接続元が社外で、かつ送信者側・受信者側のどちらのドメインも自社のものでない記録が該当する。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問45(IPA)電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:送信時にメールサーバが送信者を認証するのはSMTP-AUTH
SMTP-AUTHは、メール送信時にSMTPサーバが利用者IDとパスワードで送信者を認証する拡張である。認証を通らなければ送信を受け付けないため、第三者による不正中継(迷惑メールの踏み台化)を防げる。ここで問われているのは受信ではなく送信時の認証なので、POP系やメール本文の暗号化の仕組みは当てはまらない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)電子メールをドメインAの送信者がドメインBの宛先に送信するとき、送信者をドメインAのメールサーバで認証するためのものはどれか。
正解:SMTP-AUTH
要点:送信時の送信者認証はSMTP-AUTH
SMTP-AUTHは、メールを送信する際にSMTPサーバが利用者IDとパスワードで送信者を認証する拡張である。認証を通過しない限り送信を受け付けないので、第三者による不正中継を防げる。問われているのは送信時の認証なので、受信のための仕組みや本文の暗号化の規格は当てはまらない。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。